株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2021-12-27 11:30:00

後場の注目株

短期筋を巻き込む年末高期待の3銘柄

佐鳥電機(7420)
半導体・電子部品商社。
先週末に同社が出資するベンチャー企業のノベルクリスタルテクノロジーが酸化ガリウムを材料とする高電圧対応のパワー半導体ダイオードの開発を発表。また、10月には2022年5月期の営業利益予想を10億円から14億5000万円に増額修正しており、半導体関連として業績面に安心感のある点も株価押上げ材料になると見る。本日前場は買い殺到で戻り高値を試す展開。PBRが0.5倍台という割安感も年末相場の人気を誘いそうだ。

アトラグループ(6029)
フィットネスや接骨院をFC展開する企業。
先週末に伊藤忠商事(8001)との業務委託契約を発表。同社子会社が販売するオンライントレーニング用デバイス「Fitness Mirror」について、伊藤忠商事が代理店となること、及び、伊藤忠商事が拡販を進めるAIサービスをFitness Mirrorに搭載することを規定している。本日前場はストップ高。好材料出現により業績寄与が期待され、短期的な活況相場が予想される。

川崎近海汽船(9179)
川崎汽船(9107)が大株主で、海上運送事業や海洋作業支援船業を手掛ける企業。
先週末は業績・配当予想の増額修正、中期経営計画の更新を発表。22年3月期通期の連結業績予想について、営業利益は従来予想を67.9%上回る23.5億円の見込みに引き上げ、50円を予定していた期末配当予想を100円に引き上げた。本日前場は出来高を伴い大幅高。4000円より上は売り物が多いと見るが、デイトレーダーを巻き込み掉尾の一振が期待できる勢いだ。

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