株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2022-01-11 07:00:00

本日の厳選株

割安で仕込み時が意識されてきた●●銘柄

 日本農薬(4997)

 農薬メーカー。水虫などの治療薬「ラノコナゾール」も創薬しており、「ピロエースZ」などで有名。もともと化学大手のADEKAの農薬部門が源流であり、2002年に三菱化学より農薬事業を譲受しているという経緯から自社開発品に強みがある。昨年4月にはドローンで有名なDJI JAPANと提携しており、ドローンおよびAI(人工知能)を活用した省人化により、農業従事者の減少という社会問題の解決にあたっている。

 昨年11月中旬発表の中間決算では経常益が約15億円で着地。業績の上方修正後の進捗率は29%だが、もともとの計画値が3億円だったことを考慮すると比較的高水準。通期での当初計画値は38億円であったが、52億円にまで上方修正しているため、下期での挽回に期待がかかる。世界的に不安定な気候変動が続くようだと、計画値を上振れても不思議ではないだろう。

 株価は、昨年11月末に開催されたWeb決算説明会後は大量に売られたものの、12月初に反転し切り返し基調に転じている。研究開発費は前期と据え置きの予定から、当面利益の伸長が見込まれるため、PBR0.6倍台という点も考慮すると更なる見直し買いが期待できよう。テクニカルでは日足一目均衡表において遅行スパンが実線の上を推移しており、買い方優勢スタンスが意識されてくる。基準線が右肩上がり形状になったタイミングで仕込むのが一考か。

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック