【高確度?】好業績&バリュー株
安田財閥の祖である善次郎が100年以上も前に設立した不動産企業。安田系の企業としては、損保ジャパンやみずほ銀行などが有名。長い歴史がありながらも「進取の精神」があり、不動産証券化やシニア・リゾート・保育事業など新しい試みも忘れていないようだ。営業収益ベースでは3割近くが他事業となっており(2020年12月期実績)、事業バランスも悪くないと思われる。
昨年11月発表の3Q決算では、経常益は約391億円(前年同期比59.7%増)で着地。会社予想値よりも強気のアナリスト予想を上回っており好進捗。販売用不動産の残高も堅調に推移しており、好調な不動産販売は今後も業績をけん引していくだろう。東京ビジネス地区(都心5区)の空室率も昨年10月をピークに低下しつつあり(「三鬼商事」発表、オフィスマーケットデータより)、事業環境の改善による一層の業績向上期待が膨らむ。
いずれにしても同社は好立地に展開しており、比較的ビル・マンション等の実需変化に強いと見られる。よって本決算において、会社計画値への到達は当然として、アナリスト予想を上ブレるかどうかに注目したい。株価はしっかりで直近ではもみ合いレンジの上限に迫ってきた。レンジ上限の1750円付近を抜けると昨年9月高値1852円~節目2000円がターゲットとして意識されてこよう。PBRも0.8倍台と割安感もあり、買いやすそうだ。
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