株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2022-02-16 07:00:00

本日の厳選株

ヤッパリ●●でしょ!

 先日はエネルギー高恩恵銘柄をご紹介した。今日はより掘り下げてみよう。天然ガス(LNG)EU価格は2021年1月100万BTU=7.27ドルに対し、2021年12月には同38.03ドルと1年でおよそ5倍。12月末には過去最高の50ドルを超えた。ウクライナ情勢の緊迫化において露が強硬的手段を採るようならばさらに高騰するだろう。今後は中長期的なパイプラインの確保が喫緊の課題と見られ、その恩恵と受けると見られるのがやはりプラント大手の日揮HD(1963)と考えられる。

 ※BTU=イギリスの熱量単位
 
 同社はLNGプラントのリーディングコントラクターを自負しており、世界の生産量の30%以上を占めるLNGプラントを設計・建設した実績を有している。同社特有のモジュール工法は各モジュールを統合的に設計し体積・重量の削減や各現場へスムーズに移動できる。これを武器に中央アジアを回避したプラント設計の受注獲得に期待ができるだろう。なんといっても他の工法よりスピーディーにプラントを建設できるのだ。これは大きな強みと言っていいだろう。
 
 2/10発表の3Q決算における経常益の対会社予想値進捗率は82.8%と好調。なおナイジェリアやマレーシアにおいてLNGプラント案件を受注したようで、今後も競争性が低いと見られるオーストラリアやベネズエラなどの案件獲得による、LNGの供給確保に期待したい。同社の業績貢献だけでなく、大きな国益になると思われるので是非頑張って頂きたい。受注獲得に成功すれば、中長期的には、ロシアの外交カードも少なくなると見られる。株価はしっかりで節目1150円強で利食い圧力が意識されてきた。その後は反転しており、年初来高値を更新するのも時間の問題だろう。PBR0.7倍台と割安感もある。

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