株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2022-03-07 14:30:00

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理由がハッキリしているなら過度に恐れる必要無し

日経平均の下げ幅は、先週金曜日と本日で合計1500円超に達しています。
本日の下げの背景は、原油高からの「連想も含めた」資源・エネルギー価格の高騰が、原材料価格の上昇という形で、製造業全般の企業業績を圧迫する、であればリスクオフだ、という構図です。

つまり理由はハッキリしております。
下落の理由や背景がハッキリしないのに、地合いの悪さに引きずられて、ジワジワと下落する、というケースとは別モノです。

仮に、日経平均が300円ずつ5日連続で下落し、1週間合計で1500円下げるのであれば、投資マインドは大きく冷え込み、センチメントも大きく後退します。
その戻りもなかなか大きな値幅を伴わず、時間もかかってしまうかもしれません。

一方で、2日で1500円超という下落幅なのであれば、逆に戻りにかかる時間は短め、かつ、値幅もそこそこ大きくなる可能性があります。
例えば、2日間かけて750円切り返して「半値戻し」を達成できる可能性も決して低くありません。

従前よりお伝え申し上げているとおり、目先は、「可能であれば」、保有ポジションをやや「内需」めにシフトする旨調整を行っていただきたい、とは存じますが、「損切り」を交えての乗り換え調整がご無理であれば、ごくごく少額でも、資源高の影響も、部品調達難の影響も受けず、日本国内でビジネスを完結できるような「内需」モノこそを、「打診買い」的に拾っていただき、全体相場のセンチメント回復をお待ちいただきたいと存じます。

コロナ感染再拡大を、米国金利上昇を、株式相場がどのように「消化」してきたかを思い起こしていただければ、下落の理由と背景がハッキリしておれば、「足元」と「目先」の見通しに底打ち感が出れば、「行方」や「結末」に不透明感が残っていたとしても、株式相場は「先行」する形で切り返しに転ずるケースが一般的である事は、会員様各位にご認識いただいているものと存じます。

今回の下落の理由や背景が「原油高・資源高」とハッキリしているのであれば、そうした影響を受けにくいセクターこそを物色すればいい、という投資行動を取る事は可能で、つまるところ、まだ「選択肢」が残っている分、リスクオフを過度に恐れる必要は無いように考える次第です。

保有ポジションは現状維持で、売り買いともに投資行動は「お休み」いただき、むしろ、大きな、かつ、急速な下落の反動による切り返しを想定し、やや買い目線というスタンスが「教科書的」なセオリーかと存じます。
あくまでも業績面推移に不安の無い銘柄、という点は大前提で、業績面推移に不安が無い銘柄群を保有していただいている限り、全体相場のセンチメント改善をお待ちいただくスタンスで問題無し、と考えます。

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