皆様、日々の株式投資へのお取り組み、ご苦労様です。

4月11日から始まった今週、まず、日経平均の終値ベースでは、26821.52⇒26,334.98⇒26,843.49という推移で、「本日が今週に入っての終値ベースでの高値」という事になります。

騰落レシオでは、今週に入ってから、100.81⇒103.00⇒114.51と推移し、いわゆる「買われ過ぎ」と目される「120」水準が近付いています。
「過去30日取引日の中で最も高い数値」となっています。

4月4日の市場再編以降、プライム市場に上場しているのは1839銘柄です。
本日のプライム市場の値上がり銘柄数は1493銘柄となり、これは「4月4日以降の最大値」となります。

本日のプライム市場における業種別の値上がり率トップは鉱業の4.75％。
次いで4.43％上昇の海運業と続きます。日本郵船、商船三井、川崎汽船が揃って4％超の上昇となりました。

日経225の上昇率は1.93％、TOPIXは1.42％に対し、マザーズ指数は4.18％上昇。
銀行・証券の一角が安く、東証全市場ベースの値上がり率ランキングには、プライム市場銘柄は5銘柄のみでした。

弊社が繰り返しお伝えしてきたとおり、主力級の大企業製造業銘柄群は依然として頭が重い印象で、相対的に中小型成長株銘柄群の上昇の方に勢いを感じる構図は、本日も変化ナシと捉えております。

足元の株価推移及び株価形成は概ね、
「機関投資家がストラテジー（投資戦略）に基づいた中長期目線で行った売り買いの結果では無く」、「スイングトレード目線の短期筋が、需給やIRのタイミングに着目してタクティカル（戦術的）なサヤ取りに動いている売り買いの結果」であると考えます。
という事は、買いについても売りについても、目先の動きに継続性は低く、むしろ一過性の動きとなる可能性が高いように思う次第です。

つまり、本日の、日経平均500円高は、明日以降の株価の方向性を示しているとは言い切れず、ゆえに、本日の500円高が、明日以降、今週の上昇相場を暗示しているわけでもない印象です。

ボラティリティー（変化率）が大きく、不安定な相場環境下では、その「不安定感」や「値ブレ」を「利用」するつもりで、本来の中長期目線での投資行動とは全く別の目線での、短期の値幅取りを狙ったトレーディング気味の投資行動が有効であるように思います。

利食い売りは、細目に、確実に、欲張り過ぎずに、実行していただきたいと思います。

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個人的に気になっている銘柄
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◆イー・ガーディアン（6050）
◆セガサミーHD(6460)

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　私のコラムで紹介した銘柄
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◆コナミHD（9766）[デジタルエンターテインメント]
止まりません。
ゲーム株というカテゴリーでも、情報・通信業というカテゴリーでも
さらにはデジタルエンターテインメントというカテゴリーでも、
新規マネーや退避マネーの受け皿としては充分という印象です。

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　単発スポット銘柄の見解　
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◆≪社長大石のプラチナメソッド銘柄-特典銘柄（****）≫
4月5日のフォローメールで切り返し基調が鮮明となっている事をご報告していましたが、
本日は大幅高！
おめでとうございます！

◆≪木村泰章のレッドダイヤモンド銘柄（****）≫
本日の銘柄公開は終日堅調な動きでのスタートとなりました。
目先も将来的にも株価材料となりそうな案件が続く見込みです。
この先の株価上伸にご期待ください。



執筆：木村泰章