これこそDX関連銘柄
実店舗とWebショップで共通する各要素(在庫や売上など)を統合し、経営効率化を支援するビジネスを展開。近年では政府のデジタル化推進もありDX化に躍起になる企業も多いだろう。しかしIT技術の活用が本来の手段であるものの、それが目的となり、かえって本来の目的である効率化が実現できないケースも懸念される。一方で同社はデジタルによるビジネス変革という本質を追求する事業を展開する点で、他のDX関連銘柄とは一線を画すと言えよう。
9月には本決算を発表。全ての利益が過去最高益となり、今期は更にその記録を塗り替える見通しだ。顧客の基幹業務システムの改修等を担うビジネスが半導体不足という不利な状況ながらも健闘した格好。安定的な収益源となるストック型モデルゆえ利益水準の堅調推移がこれからも期待できそうだ。主力事業(リアルとウェブを統合するビジネス)も研究開発費をこなしながらも二桁成長となり、業績成長に本腰が入った状況。今期から利益面だけでなく売上増収で各事業規模の拡大が見込まれよう。
株価は節目1800円と1900円の間を行ったり来たりしている状況で、直近では下の水準が切りあがりつつある。次回の1Q決算を期待する形での買いが集まっていると思われ、日柄調整により着実に1900円を超えてきそうだ。11/9頃から1900円より上の売り物を消化しており、徐々に売り物が尽きてきた感じも見て取れる。ただ10月は高値1932円と2000円に届かぬまま調整入りしたことを考えると、1900円を超えても更なるハードルが待ち構えていよう。しばらく様子見することをおすすめしたい。
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