誰が27200円を買ったのか?
「下落」の理由は明確だと思います。
「外部要因」、特に海外市場の動きに「連れ安」した形ですね。
では、ちょっと視点を変えて、日経平均が本日1%程度の下落、27200円どころで「持ちこたえた」理由はなんでしょう?
会員様各位、そこはお考えになられましたでしょうか?
日経平均の27200円どころに、チャート上は「フシ」らしいフシは見当たりません。
やや乱暴めに言い換えると、フシが無いんだったら本日中にも、「心理的なフシ」と見られる27000円ちょうどの水準まで、一気に下落しても不思議では無かったように思います。
本日の下落の理由が、ある程度「説明がつく」のであれば、かつ、日経平均の27200円で留まった理由も「想像がつく」のであれば、明日以降、日経平均が切り返しに転ずれば、本日までの下落調整は「結果的に良い押し目だった」と認識される事になるかもしれません。
そこで、私は、本日の日経平均が「27200円で留まった理由」こそを考察してみました。
導き出した「仮説」は、「27200円が買戻しポイント」と考えている投資主体が存在するのではなかろうか、という点です。
先週末までは、日経平均の26週移動平均線や75日移動平均線が位置している、27500円が目先のフシと目されてきました。
そこをアッサリ割り込んでしまったのですから、本日の「下落」は致し方ありません。
しかしながら、「アッサリ割り込んだ」にもかかわらず、フシでも無い27200円で踏みとどまったのは、むしろ不思議に思えました。
27000円どころへの下落をも覚悟していた市場関係者は少なくなかったハズですから。。。
そこで私は、「27200円で買える投資主体」は誰だったのかを推察してみました次第です。
自分なりの「仮説」的な「答え」は、「28200円で売った主体」の「買戻し」です。
12月14日の日経平均の戻り高値は28195.69円。
「同水準」には、11月28日の高値28238.50円もありますし、もうちょっと遡ると11月のSQ値28225.86円もあります。
ここを「目先の上値のフシ」と見る事は可能であるような印象です。
となると、28200円から28000円の水準でショートポジションを構築した投資主体が、先週末の27500円、本日の27200円で買い戻しを行っている、という「仮説」もある程度理にかなっているように思います。
本日の東証小型株指数は、僅かに0.24%安と、終日、比較的堅調な動きでした。
CMEのNYダウ先物も先週末のNYダウの終値よりも250ドルほど高い水準で推移しています(16時半時点)。
日経平均を28200円~28000円でショートした投資主体が、利益確定の為に27200円水準で買い戻しを行っていたとしても不思議ではありません。
ゆえに、明日以降、海外市場の切り返しに連れて、日経平均も切り返しに向かうのであれば、個別銘柄群、中でも日経平均をはじめ、全体相場の方向感の影響を受けやすい、プライム市場個別銘柄群は切り返しに転じやすいものと想定できましょう。
主力級大型株の戻りは重い・鈍いかもしれませんが、中規模以下の銘柄群ほど戻り基調が続くよう推察します。
明日15時でお申込み締め切りとなる、【年末ジャンボ2022-あすなろドル箱銘柄】は、5倍賞も10倍賞もプライム市場銘柄です。
しかも中規模以下・小型に属する部類です。
日経平均が切り返しに転じ、再度28200円、もしくは29000円へと向かうのであれば、タイミング的にも仕込みの「好機」と見ます。
是非、参加をご検討ください。
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個人的に注目している銘柄
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◆セイヒョー(2872)
スベらんなぁ。
◆那須電機鉄工(5922)
一気に切り返し基調に転じるかも。
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆トライアイズ(4840)
終値で年初来高値を更新。
いわゆる「引けピン」です。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪木村ゴールド会員銘柄(****)≫
午前中に銘柄公開後の高値まで続伸!
午後は下向きに転じてしまいましたが、何ら懸念してません。
明日もイキナリ高値を更新してくるかもしれませんので楽しみにしています。
◆≪木村泰章のSSS級銘柄(****)≫
小じっかり!
そろそろ「再エントリー」や「買い増し」を狙うタイミングか?
執筆:木村泰章
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