国内株式市況。

　 　
本日の、国内株式市場は、米国株安を受け売りが先行、ハイテクなどが中心の下落した。
一時、先物のショートカバーから戻る場面もみられたが、3連休を控え、引けにかけて、ポジション調整から再度、売られた。

日経平均株価は、前日比、131.77円安の、13227.74円と、3日続落。
半面、ＴＯＰＩＸは、前日比、1.15ポイント高の、1372.52ポイントと、3日ぶりの反発。

業種別指数は、33業種中、17業種が上昇。
新日鉄（5401）・住金（5405）・三菱製鋼（5632）の鉄鋼が値上がり率1位。
三井不（8801）・レオパレス（8848）・ＵＲＢＡＮ（8868）の不動産業が同2位。
りそな（8308）・三井住友（8316）・みずほ（8411）の銀行業が同3位。
建設業、証券・商品先物、その他金融もしっかり。

半面、帝石（1601）・石油資源（1662）の鉱業が値下がり率1位。
テルモ（4543）・オリンパス（7733）の精密機器が同2位。
大日住薬（4506）・エーザイ（4523）の医薬品が同3位。
空運業、その他サービス、ゴム製品も安い。

個別銘柄では、本日前場引け後業績を上方修正した、三菱製鋼（5632）/502円（+63円）が後場から大幅高。
同じく、昨日業績上方修正の、ＯＫＫ（6205）/319円（+29円）も高い。
昨日、ドイツ証券が新規で「レーティング/買い」の、ＵＲＢＡＮ（8868）/5900円（+470円）や、本日、ゴールドマン証券が「レーティング/ＯＰ（アウトパフォーム）」据え置きの、レオパレス（8848）/2725円（+225円）も買われた。

半面、業績下方修正の、エコーＴＤ（7427）/1503円（-92円）や、双信電機（6938）/1130円（-200円）が売られた。
経済産業省がアスベストを含有した接着剤を製造していたと発表した、コニシ（4956）/1138円（-45円）は続落。
ただ、発表された3社はアスベスト含有製品の製造・販売を中止している。



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