株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2022-12-23 11:30:00

後場の注目株

外資系ファンドが買い増しする銘柄など

フジ・メディア・ホールディングス(4676)
「フジテレビ」の放送事業や不動産開発事業など多角展開。
アクティビストファンドとして名を馳せる英シルチェスターが同社株を買い増し。若者のテレビ離れや視聴率低迷で放送業界がピンチを迎える中、国内のキー局への投資を強めたということで再編期待あり。PER8倍台、PBR0.2倍台の割安感の強さも外資系ファンドからは目を付けられやすいと見る。テクニカルでは一目均衡表の雲上限が下値サポートとなっている。

木村化工機(6378)
原発関連の核燃料輸送容器、核燃料濃縮関連機器などを製造。
昨日は政府のGX実行会議で、廃止が決まった原子力発電所を建て替え、運転期間も現在の最長60年から延長するという取りまとめがあった。これまで原発の新増設や建て替えは「想定していない」としてきたため、今回は方針大転換となる。日本だけでなく世界各国で原発政策への転換が見られる中、来年のテーマとしても注目。本日前場は一目均衡表の抵抗帯を突破し、全面安の中で強い相場付き。

東京電力ホールディングス(9501)
首都圏を中心に電力を供給。その電力量は日本全体の約30%にあたる。
本日は原発関連が買われている。11/24にも取り上げたが再度ピックアップ。先日はIAEA(国際原子力機関)の関係者が来日し原発処理水の安全性に関するレビューが行われた。来年初旬にその結果が公表される予定で、原発推進の最後の障壁とも言える処理水の安全性に関する懸念が払拭されれば、原発関連にはさらに買いが入ると見て監視。

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