ありがとうございました。~2022年振り返り~
会員様のおかげで、無事に新年を迎えることができそうです。
まずは心より感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
来年も引き続き会員様の利益を追求し、今年よりもさらに良い年となるように努力してまいります。
・Wの年内最後のコラムは
米国長期金利に振り回された月別株式市況に加えて、時事ネタ記憶力クイズを出題!
それでは、どんな相場環境だったのか?どんな時事ネタがあったのかもあわせて振り返る。
※時事ネタ答えは最後に
■1月
市況:米連邦準備制度理事会(以下:FRB)の引き締め前倒し観測による米国長期金利上昇や、新型コロナウイルスのオミクロン型の感染拡大で先行きの景気不透明感が強まり、米株・日本株ともに大幅下落。
クイズ:体操男子の個人総合で五輪連覇、世界選手権6連覇など数々の偉業を残した選手が引退しました。
その選手とは?
A:森末信二
B:白井建三
C:内村航平
■2月
新型コロナウイルスのオミクロン型の感染拡大による先行きの景気不透明感やロシアのウクライナ侵攻を嫌気して下落。
クイズ:北京冬季五輪が開催されました。日本が獲得したメダル数は?
A:9個
B:18個
C:27個
■3月
ロシアのウクライナ侵攻に伴う資源価格高による景気減速懸念は強いものの、米株の反発や円安の進行を好感して上昇。一方、中国では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウンなどが嫌気され下落。
クイズ:第94回アカデミー賞で、日本の「●●」が国際映画賞を受賞しました。映画のタイトルは?
A:パラサイト
B:コーダあいのうた
C:ドライブ・マイ・カー
★【1月~3月まとめ】
「コロナ禍で戦争」という誰も経験したことのない相場環境で、リスク回避の売りが優勢となり、日経平均は一時25000円を割り込む展開へ。ここまで戦争が長期化するとは誰も予想してなかったのが本音ではないだろうか。来年は、ロシアとウクライナの歩み寄りからエネルギー価格が安定し、相場環境が好転するとみる。
■4月
米株の下落や中国のロックダウンに伴う経済の減速懸念を嫌気して下落。
クイズ:コロナの影響で中止となっていたブラジルのイベントが2年ぶりに開催されました。そのイベントとは?
A:牛追い祭り
B:リオのカーニバル
C:ホーリー祭り
■5月
上値の重い展開が続いていたが、米株の反発を受けて小幅高。また、中国市場では、上海のロックダウン解除の見通しが好感されて反発。
クイズ:米国との沖縄返還協定が発効し、沖縄の施政権が日本に返還されてから何年?
A:30年
B:40年
C:50年
■6月
米株は、インフレ抑制のためFRBが大幅な利上げを行ったことや、世界の中央銀行が相次いで利上げを実施し、先行きの景気減速観測が強まったこと等を嫌気して大きく下落。世界景気の減速懸念や欧米株式市場の下落を受けて同調する流れに。
クイズ:北大西洋条約機構(NATO)に新たに2ヶ国の正式加盟が承認されました。承認された国はフィンランドともう一つの国は?
A:ウクライナ
B:トルコ
C:スウェーデン
★【4月~6月まとめ】
世界の中央銀行が相次いで利上げを実施し、日本株も世界景気の減速懸念や欧米株式市場の下落を受けて調整。
債券も株も下がる厳しい相場環境で、特に米国のS&P500が今年1月3日の直近高値から大きく下落し、「弱気相場」入りが意識された。
■7月
7月の主要国の株式市場は中国市場を除き大きく反発。米国のインフレ抑制のためFRBが大幅な利上げを行ったものの、先行きの景気減速観測から米長期金利が低下し、利上げ加速への警戒感が後退。買い戻しが優勢となり堅調な展開となった。
クイズ:全国で大規模通信障害が発生しました。障害が発生した通信会社は?
A:NTTドコモ
B:KDDI
C:ソフトバンク
■8月
パウエルFRB議長が利上げを継続する意向を改めて示したことを受けて米株は急反落。月間では下落しました。逆に日本株は円安による業績底上げ期待で小幅高で終了。
クイズ:夏の甲子園の東北勢初の優勝チームは?
A:八戸学院光星
B:聖光学院
C:仙台育英高校
■9月
世界の中央銀行が相次いで利上げを行い、景気後退懸念が一段と強まり投資家マインドが低下し下落。また、中国市場は、不動産市場の低迷やゼロコロナ政策の継続から景気悪化懸念が強まり下落。
クイズ:プロ野球セリーグの優勝チームは?
A:エンジェルス
B:ヤクルトスワローズ
C:オリックス
★【7月~9月まとめ】
8月は年前半の悲観相場が一転しFRBの金融引き締め懸念の低下などを背景にリスクオン相場になったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)でのパウエル議長の発言をキッカケに高インフレ抑制のための積極的な金融引き締めが景気後退をもたらすとの懸念から往って来い状態。
■10月
FRBが年内に利上げペースを鈍化させるとの見方が台頭したことから買い戻しが優勢に。米国金利動向に対して免疫が付き大幅高。
クイズ:僅か45日で辞任したイギリス首相は?
A:ジョンソン
B:サッチャー
C:リズ
■11月
FRBが年内に利上げペースを鈍化させるとの見方が強まり、米長期金利が大幅に低下したことを好感して上昇。
クイズ:サッカーワールドカップ予選リーグにおいて、日本が負けた国は?
A:コスタリカ
B:ドイツ
C:スペイン
■12月
今年最後のFRBでの利上げ幅は大方の市場予想通り0.5%だった。一方、来年利下げがないと仮定した場合の政策金利の最高到達レート(ターミナルレート)は約5.1%で、全体にタカ派的な姿勢が嫌気され米株は下落。日本株も米国の影響を受けて積極的な買いは見送られ調整色が強まる。
クイズ:清水寺で発表される一年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」は?
A:闘
B:戦
C:密
★【10月~12月まとめ】
米株は、景気指標が改善されれば金融引締めが意識される綱引き相場となり、一年を象徴するような方向感が定まらない相場となった。
日本株は、積極的な買いが見送られる中、不意を衝く日銀の政策変更により、円高が進行し12/20は大きな調整となった。日銀の政策変更は、今後迎えるであろう利上げに対しての免疫力を付けるためのメッセージのように思う。
【まとめ】
今年はコロナ禍で始まったロシアのウクライナ進攻や米国長期金利の上昇から、為替市場では対ドルで急激な円安が進み日銀による円買い介入が実施されるなど、中央銀行の金融政策に振り回される官製相場だったように思う。
来年は、国内長期金利の上昇も念頭におきながら、NISA枠拡大(予定)による下支えも期待できることから、底堅い展開を予想する。
最後に、干支の相場格言が、意外と当たると実感した年だった。
寅年の格言は「千里を走る」=政治や経済で波乱が起こりやすいとされており、戦争や金利上昇に加え、安倍元首相の有事など、まさに波乱の一年だった。
では、来年の干支の相場格言は?
卯年の相場格言は「跳ねる」=大きな跳躍である。実際、第二次大戦以降、過去6回の卯年相場を見てみると、日経平均ベースで4勝2敗と比較的良い戦績となってる。
格言通りの相場になることを期待して、今年最後のコラムとする。
以上
★会員様にとりまして2023年が良い年となりますよう心からお祈り申し上げます。★
【答え】
1月:【内村航平】母親が表にでてから、歯車が狂い始めた印象。お疲れさん。
2月:【18個】金メダルを獲得した平野歩選手の、感情を表に出さない現代の若者らしいインタビューは印象的。
3月:【ドライブ・マイ・カー】Wが今年観た映画は、昭和世代の漢ならわかるはず「トップガン・マーベリック」の一本のみ。昔はトップガンのテーマ曲を目覚ましに設定していた。
4月:【リオのカーニバル】田舎のお祭りは今年も中止、祭り好きの父親が心配だ。
5月:【50年】円安で沖縄旅行は今後も注目されるであろう。
6月:【スウェーデン】団結は力なり。
7月:【KDDI】通信障害によりスマホ依存が露呈。
8月:【仙台育英高校】おめでとう。
9月:【ヤクルトスワローズ】村上選手が最終戦で日本人選手最多シーズン56号ホームランを達成!震えたな~
10月:【リズ・トラス】景気後退が懸念されている英国で、昔の日本のようにトップがコロコロ変わる事態にならなければよいのだが・・・
11月:【コスタリカ】日本はワールドカップ出場は当たり前、ワールドカップ優勝を目指すステージへ移行か。
12月:【戦】ロシアによるウクライナ侵攻に加え、国内では防衛費増額が議論されるなど、物騒な世の中に突入か?
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