3月最後の銘柄
今流行りのDX&国策関連銘柄。DX支援サービスと、IT人材調達サービスを行う。これらは物色され尽くされたテーマかと思われるが、未だ世間におけるデジタル化は道半ばであり、特に中小企業のニーズは高いであろう。それに伴い実務を行うIT人材も不足。どちらも満たすビジネスを行う同社に今後も注目が集まりそうだ。
2月に前期本決算の発表があり、過去最高益で着地した。今期の業績予想はそれを更に上回る水準であり、好業績銘柄としての側面ももつ。ビジネスが好調なため、現金収支を表すキャッシュフローも良好とみる。キャッシュも急増しており、自社株買いや株式分割などの資本政策を行う余裕も増えてきたとみる。また人材採用費が一層拡充されれば、IT人材を更に雇用し世間のDX化を進展、そして業績が更に向上するという期待も膨らむ。
気になる株価は1/6に安値2342円を付けた後は反転。今もなおそのリバウンド基調を保っており、昨年8月頃から続いていた下落トレンドに終止符を打ってくれるかもしれない。そうなると執筆時の株価3420円から、ターゲットとして下降トレンドの起点で生じた高値5000円が意識されよう。信用買い残も減少傾向であるし、需給改善による株高は今後も続く公算は高いと読む。
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