守りに強い銘柄
医療機能のアウトソーシングを担うホスピス施設を展開するディフェンシブ銘柄。相場が荒れている局面ではこういった守りに強い銘柄を監視しておくのも一考だろう。クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)の観点から、慢性期・終末期の看護・介護ケアの役割は増しつつあると言えよう。
業績は1Q時点で施設数及び定員数が増加しており、稼働率も安定推移。今後も増設を想定していることから、売上水準の向上が期待できる。医療従事者の負担軽減のため、終末期の患者を対象としたホスピス事業は社会的意義も大きい。また、施設の新規開設が続いており、また今後も予定されているということは、そういった社会のニーズが高いことの裏返しとも考えることができる。
株価は2月に高値3840円を付けた後は調整していたが、節目の3000円を割り込んだところでリバウンド。足元の反転の持続性は高いとみる。テクニカルでは日足一目均衡表における基準線が支持線として機能しているようだ。今後は日柄調整により、遅行スパンと実線のプラスかい離幅の拡大により、買い方優勢スタンスが続こう。遅行スパンが実線をクロスしたタイミングで仕込むスタンスも一案であろう。
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