株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2016-06-21 08:00:00

あすなろ相場展望

【 本日の相場展望 】 「英国のEU離脱懸念後退でリスク選好」


【6/21】あすなろ相場展望

〜毎朝確認したい厳選お役立ち情報をお知らせ〜


前場お疲れさまです。

平素よりあすなろ投資顧問をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。その他、銘柄に関する無料相談も受け付けておりますので、ぜひご利用くださいませ。

■ MENU ―――――――――

┣【1】本日の市況 【New】

┣【2】本日の市場スケジュール

┣【3】決算・個別材料情報 【New】

┣【4】自社株買い 

┣【5】市場変更・株式分割・信用規制

┗【6】フォロー強化のお知らせ


■【1】本日の相場展望 
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【前場概況】〜空売り比率は38.8%まで低下〜

 本日の東京市場前場は昨日からの利益確定売りをこなし、ドル円が未だに103円台で弱含む中では堅調な展開と言えそうです。寄り付き前の外資系動向は3営業日連続の買い越しです。NETで+430万株は6月では1日に次ぐ高水準でした。昨日時点の東証空売り比率は38.8%にまで低下し、ピークを付けた6/10からの47.1%からは徐々に買戻されつつあります。

 日経平均も序盤195円安まで利益確定売りに押される場面がありましたが、その後は力強い切り返しを見せています。本日中に節目の16,000円を回復する展開となれば、一旦は揉み合いとなることも予想されます。揉み合い後は、25日移動平均線が16,459円、一目均衡表の薄い「雲」が16,468円に控えており、逆にその抵抗帯を強く突き抜けていく動きがあれば、16,500円で開けた「マド」を全埋めにいく期待が強まりそうです。

 個別では、内需株の回復が想定以上に早く達成されることも考えられますので、もし高い位置で買われているポジションをお持ちであれば戻り売りのタイミングです。一度仕切り直して、今後の上昇に備えた銘柄へとポジションの入れ替えを模索されると良いでしょう。特に底値から出来高が急増して上昇している銘柄に着いていくことが好パフォーマンスに結びつきそうです。
 
 また、本日IPOのAWS(3937)、ストライク(6196)ともに旺盛な買い意欲が集まり、公開価格を上回って初値予想はどちらも2.5倍超となっています。それに関連して先週上場の農業総合研究所(3541)も昨日後場にS高した流れを引き継いで大幅高を演じております。そこからは、市場の需給面の改善が見てとれますから、新たなトレンドを形成する銘柄を素直に買っていってほしいと思います。

【今日の相場見通し】〜本日は英国民投票前ギリギリの仕込み場〜

 本日の東京市場は欧米株高の流れを引き継いで堅調なスタートが予想されます。足元でドル円が104円を割り込んできたことは上値を抑える要因となりそうですが、ポンド高を背景としたドル安が理由であるため、影響は限定的と捉えています。まもなく6/23の英国民投票が迫る中で、期間は限定されるものの買戻し優勢の展開は継続しそうです。引き続き、短期的に下落幅の大きい銘柄、直接の影響がないはずの内需株などにチャンスがありそうです。

 昨日の東京市場は英国のEU離脱(Brexit)懸念後退を背景として買戻しの動きが鮮明となりました。同日の欧州株も英FTSEが3%超の上昇となる他、英ポンドが買い戻されています。その流れを受けた米国株も堅調な推移を見せるなど、英国残留派優勢を着実に織り込む相場展開となっています。好材料は米国金利が上昇に転じ、債券に集まっていた資金が次第に株式に振り向けられる地合いとなってきています。

 気になる今後の動きですが、英国民投票結果は日本時間の6/24の6時頃から投開票になります。おそらくは6/24前場から市場に反応が見られ、投開票の終了時間は15時頃というスケジュールです。ゆえに、世界の市場で日本市場がいち早く影響が出てくるはずですので、リスク選好の相場は6/23までという結論となります。よって、6/23までの市場でどこまで戻るかによって、イベント通過後の動きも変わってくるでしょう。

 いずれの結果となっても、市場では期限付きのリスクイベントを通過することによって、材料の出尽くし感が出ると思われます。エントリーするタイミングはそれぞれかと思いますが、現在ポジションを抱えている方はあまり深追いせず利益がとれた銘柄は一部利食っておくなどのポジション管理が最重要です。一番の焦点は今晩のFRBイエレン議長の議会証言であり、ドル高を連想させるような発言が出てくるかによります。英国のEU残留決定となってもドル安・円高基調が変わらない状況下では日本株の上値を抑える要因であることは最後に今一度確認しておいてください。


■【2】本日の市場スケジュール
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<国内>
4月27・28日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨
4月全産業活動指数(13:30)

<海外>
トルコ中銀金融政策決定会合
独6月ZEW景況感指数(18:00)
イエレンFRB議長が上院で議会証言
米5年国債入札


■【3】決算・個別材料情報
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【決算関連】

《本日発表企業》1件
アークランドサカモト(9842)

・あさひ(3333)−17年2月期1Qの経常利益は前年同期比12.5%増の27.65億円に拡大。半期予想に対する進捗は76.2%。

【個別材料】
・ブイキューブ(3681)−インド最大手のWeb会議サービス会社INTELLISYS Tec.と共同でスマートシティの実現に向け、ビジュアルコミュニケーション分野での協力を合意。

・リプロセル(4978)−マトリクソーム社とiPS細胞培養の研究用試薬「iMatrix-511」の販売業務提携。「iMatrix-511」は解離させたヒトES/iPS細胞を培養器に接着させる強力な細胞接着活性をもつ物質。

・宮入バルブ(6495)−イタリアの高圧ガス用バルブ大手、カバーニャ・グループ傘下のパルテカ社と業務提携に向けた検討を開始。

・日本電気硝子(5214)−米大手ガラスメーカーのPPGインダストリーズから欧州ガラス繊維事業を取得。対象事業の売上高は約1.5億ユーロ。

・アンジェスMG(4563)−海外におけるHGF遺伝子治療薬について、試験に適した被験者を効率的に登録し、比較的短期間での完遂が可能な試験の設計を行うことでより早く実用化する計画。

・ネクスト(2120)−日本最大級のクラシファイドサイト「ジモティー」を運営する株式会社ジモティーへ出資。不動産・住宅情報サイト『HOME'S』と「地域情報掲示板ジモティー」との親和性を生かして、サービスの拡充を図る。


■【4】自社株買い・公募増資
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・第一三共(4568)−発行済み株式数(自社株を除く)の4.1%にあたる2,800万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月21日から10月28日まで。

・ホクリヨウ(1384)−公募増資に伴い、1株855円で新株発行、売出しを行う(6/20株価891円に対するディスカウント率4.04%)

・OATアグリオ(4979)−株式の売出しに伴い、1株1,305円で売出しを行う(6/20株価1,353円に対するディスカウント率3.55%)


■【5】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
・ストライク(6196)−本日付でマザーズ新規上場。主幹事は日興SMBC証券。公開価格は3,440円。事業内容はM&Aの仲介業務およびこれに付随する業務。

・AWSHD(3937)−本日付でマザーズ新規上場。主幹事はSBI証券。公開価格は2,490円。事業内容はシステムソリューションの提供および医療情報システムのソフトウエア商品の開発・販売など。

【株式分割】
本日はありません。

【信用規制解除】
・DMP(3652)、セレス(3696)、sMedio(3913)、オンコリスバイオF(4588)、アライドアーキテクツ(6081)、カーディナル(7855)、アドウェイズ(2489)
−東証が21日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

・アドウェイズ(2489)、ハビックス(3895)、構造計画研究所(4748)
−東証が20日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

【信用規制銘柄】
モブキャスト(3664)、日本ラッド(4736)ミナトHD(6862)


■【6】フォロー強化のお知らせ
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当顧問は情報提供フォローにつきまして、これまで以上に手厚くさせていただきたいと考えております。

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