株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2023-06-13 11:30:00

後場の注目株

チャイナマネー流入期待の銘柄など3選

アクシージア(4936)
中国売上比率が高い化粧品および健康食品メーカー。
英系ファンドが大量保有しているほか、資本が中国系のためチャイナマネーの流入期待のある銘柄。このところ中国の投資マネーが日本株ETFに向かっており、欧米勢だけでなく中国勢も日本株への投資意欲を高めていることが窺える。昨日発表の3Q決算も好調で、経常利益の通期計画に対する進捗率は前年同期の67.4%を上回る71.8%に到達。前場チャートは200日線突破で新展開入りが期待される形。

ウェッジホールディングス(2388)
東南アジアのオートバイリースやリゾート事業、カードゲーム開発なども展開。
2Q業績は大幅な営業増益で最終損益は黒字転換。タイのホテル運営がコロナからの解放で平常運転となり、欧米の富裕層から人気となっている模様。リゾート事業は3ヶ月遅れでの連結財務諸表への反映がなされているため、2Q時点では2022年7月から2022年12月までの6ヶ月間の業績が反映されたもの。次回決算にも期待がかかる。

ティムス(4891)
東京農工大発の創薬ベンチャー。
急性期脳梗塞薬候補として有望な「TMS-007」を米バイオジェン社に導出しているが、4月にはバイオジェンが第2相臨床試験の開始を一時停止し、臨床試験を開始すべきかどうかを再評価すると発表し嫌気売りされていた。しかし、その他にも後続の新薬パイプラインとして、急性腎障害・薬剤性腎障害、がん悪液質等を適応症とするTMS-008及びTMS-009を中心に開発を進めており、期待材料は多い。前場は75日線を捉える動きだが、信用買い残が多いため短期的な売り物には注意し押し目を監視。

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