株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2023-06-17 09:00:00

アナリスト木村の銘柄研究部

日経平均連動うな重?

本日は、相場へのお取り組みに「思い込み」は禁物ながら、時には非論理的・感覚的な「割り切り」も必要だろう、というお話です。

「日経平均連動うな重」?
そんなのあるわけ無いじゃん!
いえいえ、あるかもしれませんよ。(^^)
無くとも、あると「仮定」すれば、今なら気分的には「割高感無く」、うな重を食する事ができるかもしれません。

あすなろの本社が東麻布の東京タワーの足元に移転して早2か月が経過しました。
2か月間でランチの選択肢を探り、飲み屋さんの分布状況を確認し、ようやく新オフィスでの日々に慣れてきたところです。

「社長、新オフィス周辺のランチの選択肢は少なそうなイメージですけど、ど~なんでしょう?」
「東京タワーのフードコートまで歩いて5分だから問題無いでしょ!」
そんな移転前のやりとりを思い出しました。

皆様、「東京タワーのフードコート」と聞いたら、まず最初にどんなイメージを抱かれるでしょうか?
「なんだか割高そう」
「でも美味しく無かったりもしそう」
「常に混み合っていそう」
正直なところ、この3つが私の個人的な「先行」イメージでした。

新オフィスは文句無しに素晴らしい。
なのに、ランチの選択肢は少なく困りそう。
というのが、移転当初の印象でした。

じゃあ、ランチの選択肢が少なそうな点について、社長に文句言います?
いいえ、私は文句なんか言いませんよ。
自分の足を使って自分なりの「お気に入り」を探し、早く新オフィスでの仕事環境に慣れる事を目指したつもりです。
駅から遠いのなら、自転車のシェアリングサービスがあるかを調査しますし、近辺に銀行ATMが無いのなら、行き帰りの通勤時にキャッシュの調達を済ませます。

新オフィスの数軒隣には、年配のご夫婦が手作り手売りする、昭和期的なお弁当屋さんがあります。
お弁当の価格帯は500円~700円くらいの感じ。
お昼時には常に行列ができるくらいの人気店です。
いきおい、移転後最初の数週間は、ここのお弁当屋さんのメニューを、あすなろスタッフで一通り「お試し」する事になりました。
ボリュームは充分で、手作りですから温かく、概ね美味しく、とにかく近いし、価格面から見ても「割安」と判断しています。
店先からお店の中までスズメが飛び交っていて、あんまり衛生的では無いかもしれませんが。。。

大通りを挟んだ向かいには、界隈だけでなく一般的にも広く名の知れた鰻の名店がありますが、さすがに頻繁に通えるほどの価格設定では無く、私は未だに1回も行ってません。
お蕎麦屋さん、カフェ、ピザ、町中華、牛丼チェーン店と、めぼしい所は大体1回はチェックに伺いましたが、やはり感じるのは価格面の「割高感」。
ランチに1200円って、この界隈ではコンセンサスかもしれませんが、私達のお財布事情的にはやっぱり厳しいですよね。

そんな中、今のところ、すっかり私のランチ「ローテーション」の核となっているのが、意外や意外、東京タワーのフードコートの一角に広い店舗を構えるインド料理屋さん。

テイクアウトのインドカレーは630円~790円とお手頃。
週に1回は必ず、このお店のケバブライスをテイクアウトします。
なんと600円!
オフィス界隈では、コンビニのお弁当を別とすれば、上述の激近お弁当屋さんと並び最安値クラスです。
作る人によって、盛り付けや量がビミョ~に違うところはご愛敬。

まさか、「割高だろう」とタカをくくっていた、東京タワーのフードコートのお弁当こそがもっとも「割安」な部類に入るとは考えもしませんでした。

毎度のごとく、ムリやり気味にこじつけますが、株式投資へのお取り組みも同じではないでしょうか?
文句ばかり言ったり、ため息ばかりついたりしていても、株価は上がらないし投資成果にもつながりません。
割高と見た銘柄こそがどんどん上値を追いかけたり、割安と見た銘柄は万年割安状態から抜け出せなかったり、そんな事もしばしば起こりうるわけです。

弊社CEOの大石は、「安さばかりを狙ってメシを喰ってると、安っぽい人間になっちゃうぞ」が口癖です。
私も概ね賛成です。

私は来週初にも、上述の鰻の名店で、本社移転後の初ランチにトライしてみようと思っています。
「日経平均連動うな重」だと仮定すれば、うな重のお値段が他のランチ比で割高であっても、足元の日経平均が33000円台に上伸している状況を鑑みれば、価格設定自体には納得がいくはずです。

要は「気の持ちよう」の問題なんだと思います。
高値圏での買いは、その後の急落が怖い。
でも、買わないと、持たざるリスクを回避できない。
「割高・割安」の基準を、「客観的な相対比較」ではなく、「主観的な思い込み」だと割り切ってしまえば、割高感は大幅に後退するはずです。
上昇相場の波に乗るには、こんな風に、ご自身の心理をも「乗せて」いく事こそが、求められると申し上げても宜しいでしょう。

「常に強気、いつも冷静」という投資スタンスでまいりましょう。



執筆:木村泰章

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◆セラク(6199)
全国のJAが同社の手掛けるAI成果出荷量予測情報サービスを使い始めたら、株価はストップ高連発かも?と「思い込んで」ウォッチ中です。

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3月の終わりに1300円近辺でご紹介しました。
本日は1600円台を上伸しご紹介後の高値となっています。

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◆≪木村ゴールド会員銘柄≫
下がってるじゃねぇ~か!
上がらねぇじゃねぇ~か!
とお叱りを受ける場面もあったコレ。
一貫して「常に強気、いつも冷静」だった私が正しかったでしょ?
来週あたりから、また、再エントリーのポイントとタイミングを探ってまいりましょう。

◆≪木村泰章のザ・カリナンダイヤ銘柄≫
短期調整希望!
ゆっくり、こっそり、押し目を狙いましょう。

◆≪木村泰章のプラチナメソッド銘柄【逆襲】≫
第1ターゲット到達おめでとうございます!
【逆襲】の第1ラウンドの利確が済んだら、第2ラウンドに向けて、こちらも押し目待ちで買い直しを狙いましょう。

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