【6/19】本日の相場予測
前日の地合いを引き継ぐ展開で、寄り後すぐに+180ドル高の34588.68ドルまで力強く上昇する場面も見られたが、数人のFRB理事の金融引き締め発言により早くも再利上げ懸念が広がり、市場は一転軟調となった。その後も3連休を控えての調整売りからジリ安歩調で、NYダウは-108.94ドルの34299.12ドル、ナスダック総合指数も−93.250の13689.571と反落した。
【★日経平均見通し★】
米国の消費者物価指数(CPI)やFOMC等の重要なイベントも通過、また米国は祝日ということで東京市場は高値警戒感が強まる中、材料不足の感は否めない。142円台に迫ってきたドル円や今日まで滞在予定のブリンケン国務長官の訪中に焦点が集まりそう。
なお、先週、岸田首相が解散総選挙を否定した事から、海外投資家がいったん利食いに転じる可能性あり。
【注目ADR】
銘柄名 国内引け ADR 騰落率
大和証券G本社(8601) 735.5 743.3 +1.05%
※株式市場活況の恩恵銘柄として物色か・・・
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:15.33倍(ジワリと上昇中)
PBR: 1.38倍
配当利回り: 1.92%
●騰落レシオ(25日)110.61%(買われ過ぎ感なし)
●空売り比率:41.0%(売り目線が増えてきた)
●日経平均ボラティリティー・インデックス:20.74(警戒に至らず)
-【前営業日(6/16)のおさらい】-
東京市場は前夜、岸田首相が解散総選挙を否定した事から小安く始まった後、一時300円近く下落した。昼頃に日銀金融政策決定会合で引き続き金融緩和を維持する事が伝わるとこの日も買い基調が強まり大引けにかけては一段高、14日のバブル崩壊後の高値を上回る33772.76を記録、大引けも+220.59円の33706.08円とこの日の高値圏で終わった。週間では1440円の上げ幅となり、これで10週連続高となった。
日経平均 33,706.08 (+220.59)
TOPIX 2,300.36 (+6.39)
マザーズ 830.37 (+35.44)グロース株の逆襲が目を引く
東証プライム売買代金:5兆5600億円(活況と言われる3兆円を遥に超える水準)
値上がり1118/値下がり668/変わらず48
グロース売買代金:2792億円
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【今週の重要スケジュール】
6/19(月)
休場:米国
5月首都圏マンション発売(14:00)都内は億ションが当たり前の時代へ
6/20(火)
米5月住宅着工件数(21:30)
6/21(水)
日銀金融政策決定会合議事要旨(4/27~28開催分)
5月訪日外客数(16:15)
6/22(木)
英国金融政策発表
パウエルFRB議長が米上院で議会証言
6/23(金)
5月全国消費者物価指数(8:30)
5月全国百貨店売上高(14:30)
※今週は、インパクトのあるイベントが少ないため、全体相場は方向感に乏しい展開か・・・
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