【7/7】本日の相場予測
朝方発表のADP民間雇用数が49.7万件(予想は22万件)と倍以上に大きく上振れた事で、この日も利上げ観測懸念から長短金利が上昇し、NY市場は続落で始まった。欧州株もECBによる追加利上げ観測から下げ幅を広げた事も売り圧力になり、一時-500ドルまで売り込まれたが、結局NY市場の終値は-366.38ドルの33922.26ドル、ナスダック総合指数も-112.611pの13679.043pと2日続落した。
【★日経平均見通し★】
週末を迎える東京市場は、続落した海外市場の流れを受けて値下がりして始まると思われるが、昨日25日移動平均線を下回って引けた事で、6月27日に付けた直近安値32306円辺りが目先的には意識されそう。また、ETFの分配金捻出の売りや今夜発表の米雇用統計が注目視されており、積極的に買い向かう動きは限定されそうだ。なお、個別銘柄では、海外売出しで昨日ストップ安になったソシオネクスト(6526)の動向に注目が集まりそうだ、人気株の急落で、信用取引の追証発生に伴う資金捻出売りが小型株に降り注ぐかも・・・
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:15.16倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
PBR: 1.36倍(先進国平均:約2.8倍)
配当利回り: 1.96%
●騰落レシオ(25日)117.54% 冷めましたね・・・買い向かう準備を(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:41.6%→45.3%(売り目線増加><今晩の米雇用統計の結果しだいでは踏み上げも念頭に・・)
●日経平均ボラティリティー・インデックス:19.21(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(7/6)のおさらい】-
海外市場の株安、FRBにより利上げ懸念を受けて大幅安で始まった東京市場はこの日はあっさりと節目よ33000円を割り込んだ後、25日移動平均線を意識した押し目買いが入り抵抗していたものの、午後に入りこの抵抗線を一気に割り込むと先物主導で一段安となり、一時は-700円超まで下げ幅を拡げた。週末に控えている6月の米雇用統計を前に買い手控えられ、大引けにかけても安値圏でのもみ合い商状となり、-565.68円の32773.02円と3か月ぶりに25日移動平均線を下回って終わった。
日経平均 32,773.02 (-565.68)
TOPIX 2,277.08 (-28.95)
マザーズ 785.87 (-24.87)
東証プライム売買代金:3兆5698億円(海外投資家不在で減少か・・)
値上がり318/値下がり1477/変わらず40
グロース売買代金:2365億円
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【今週の重要スケジュール】
7/7(金)
米6月雇用統計(21:30)
※非農業部門雇用者数はエコノミスト予想で前月比22万5000人増。依然として堅調な伸びが見込まれている。
雇用鈍化:金利低下→株高
雇用堅調:金利上昇→株安
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