株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2023-07-18 17:00:00

アナリスト木村の銘柄研究部

荒天下の登山で得たレッスンとは

私事で恐縮です。

中央アルプスに位置する木曽駒ケ岳。
http://www.kankou-komagane.com/image/alps_img.jpg
登山やキャンプに行き始めた高校生の頃から、いつの日か必ず行きたいと思い続けていましたが、北アルプスや中央アルプスはとにかく遠い。
アクセスの悪さは体力と気力でカバーなどと考えていた若い頃とは違い、3000メートル級の山への登山は、加齢と共に体力にも自信が無くなった今では、ただただ面倒なだけで、どんどん足が遠のくばかりでした。

留学先の米国から一時帰国している娘が、どうしても3000メートル級の山に登りたいと言い始めたのは7月のアタマ。

しかも、日程的に登山が可能な日は7月15日~17日の3連休の間だけ。
直前に山小屋等の宿泊施設を予約するのはムリそうだし、テント泊も気が引けるから日帰り限定。
加えて、娘のリクエストは、頂上付近に鎖場のある岩峰。
となると選択肢は思いっきり狭まり、第1候補として考えたのは南アルプスの甲斐駒ヶ岳。
妻の実家が南アルプスの玄関口に近い甲府の南なので、前日に妻の実家に泊まり、早朝に出掛ければ日帰り可能と考えました。

しかし、調べてみると、今年は台風の影響で甲府側からの林道を走るバスが運休中。
南アルプス登山の拠点のひとつ北沢峠に行くには、伊那(高遠)側からのバスのみ。
伊那まで行くくらいなら、いっその事木曾駒ケ岳、それも急峻な岩場で有名な宝剣岳経由で行けば、娘の希望も叶うだろう、と急遽行き先を変更したのが出発1週間前。

トレッキングシューズとレインウェアをワークマンで買い、登山ルートや車でのアクセス方法、混雑状況予想や、何よりも天気予報などを確認。
なんとか日帰りで行けるだろうと判断しました。
土曜日は悪天候予報だったので見送り、翌日からの仕事を考えると祝日の月曜日も避けたい。
天気予報は「曇り」の日曜早朝の登山を決め、土曜日の夜、23時50分に自宅を車で出ました。

自宅から、まずは、中央アルプス駒ケ岳ロープウェイへの玄関口となる、菅の台バスセンター駐車場を目指します。
ロープウェイのしらび平駅行きの始発バスは5時15分発。
おそらく3時台からバス&ロープウェイのチケット売り場前には行列ができるだろうと想定していたので、3時には到着したいと思っていました。
2時半に駐車場に着くと、既に30人ほどがチケット売り場に並んでおり、聞きしに勝る人気っぷりが窺えました。
登山しなくとも、ロープウェイで千畳敷カールまで上がれば絶景が楽しめるハズなので、普段着の観光客らしき人達もちらほら。

4時を過ぎると、さらに車の数が増え、チケット売り場前の列はざっと200名以上。
4時半にチケット売り場が開き、トイレに行ってきた娘から、慌てて驚きの報告が!
「つい1時間前にトイレに行った時はバス停の前に30人くらいしか居なかったのに、もう200人くらい並んでる!」
そうか!
既にバスのチケットを入手している人は、バス停に並ぶだけで済む。
そこを考えてませんでした。(>_<)

結局バスに乗れたのは6時45分頃。
バスでロープウェイ乗り場まで行き、そこからはさほど待たずにロープウェイに乗り込み、千畳敷に到着したのが7時半前。
寒っ!
気温は13度。
小雨混じりのガスで辺りは真っ白!(>_<)
目指す山々どころか、登山道のちょっと先さえ見えないような状況にガックリ。。。

それでも登りました。
常に引き返す事も意識しながら。。。
さすがに人気の少ない、左回り宝剣岳経由の木曽駒ケ岳。
荒天下の宝剣の岩場は危険度MAXなのでオススメしません。
つまり、荒天時は左回りではなく、王道の右回りを選択すべきでしょう。

木曽駒からの下りで足首が悲鳴を上げ始め、やっぱりワークマンの1900円のローカットトレッキングシューズでは、
3000メートル級の岩峰&ガレ場登山はムリという事を実感。
下山し始めるまでは眺望無しでしたが、時折り雲が晴れると素晴らしい景観に登山者から歓声が上がりました。
なんとか自身の想定タイム内で登山を終え、14時過ぎのロープウェイを待ち、バスに乗り継いで、車に戻ったのが15時ちょっと前でした。




「天気だけはどうにもならない」
これが、今回の登山で、あらためて実感した事です。
暑さ対策はしっかりやったつもりですが、寒さ対策は正直準備不足でしたし、岩場に取りつく際の軍手も雨混じりを想定するならスペアが必要でした。
でも、どんなに準備をしっかりやっても、結局のところ、お天気だけは神様まかせ。
無事に日帰りできた事で良しとしましょう。

株式相場へのお取り組みも登山に相通じるところがあるような気がします。
荒天が続くなら、待ったり引き返す事も想定しないといけませんね。
「常に強気」だけど「いつも冷静」に歩んでまいりましょう。



執筆:木村泰章

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 個人的に注目している銘柄
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◆アイチコーポレーション(6345)
今期微増益見込みでありながら、株価は4月以降緩やかな上昇トレンドが継続中。
7月26日に予定されている1Q決算発表も波乱無しと見ます。

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 私のコラムで紹介した銘柄
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◆前澤工業(6489)
1月の後半に600円どころでご紹介しました。
本日の株価は決算発表を受けて急伸し一時890円と年初来高値を更新しています。

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 単発スポット銘柄の見解
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◆≪木村のザ・カリナンダイヤ銘柄≫
フォローメールでお伝えしましたとおり、ここは追っかけず、下値での買い直し・買い増しを狙ってまいりましょう。

◆≪木村のプラチナメソッド銘柄【逆襲】≫
当然のごとく力強い切り返し。
この流れが数日継続すれば、若干の買い増しも可と見ます。

◆≪木村のレッドダイヤモンド銘柄-PREMIUM-≫
朝方の急な切り返しは人気の証と見ます。
今週中にも25日移動平均線まで切り返せれば、過剰反応気味な下ブレ局面は終焉と見ます。

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