パニック売りに同調しない
17日が海の日で祭日だったため、金曜日に発表された7月第2週の投資部門別売買状況によると、現物株は海外投資家が2793億円の買い越し(前週は313億円の買い越し)だった。
海外投資家の買い越しは3週連続。
また、個人も1801億円の買い越しで2週連続で海外投資家と歩調をあわせる結果となった。
7月に入り日経平均株価指数は32000円の攻防戦を展開しており、32000円割れを押し目としてみる動きが鮮明になった印象がある。
さて、今週は日銀政策決定会合(以下:決定会合)に注目。
※日程は7/27~7/28
※結果の公表は7/28の正午前後
先週末にフライング気味に、決定会合では「現状維持」を決める公算などと一部で報じられ、為替もドル円で円安方向に反応している。
会員様には、楽観に傾き過ぎないよう注意してほしい。
政策修正なしの【現状維持】で上昇に勢いが付くシナリオとは別に、政策修正のシナリオも念頭におくべし。
昨年末の元日銀総裁黒田氏のイールドカーブコントロールの変動幅修正の置き土産は記憶に新しいところだが、既に皆様は修正が発表されたあと、株価がどんな動きになったか経験済みである。
・昨年12月20日(決定会合結果公表日)の4本値
始値:27,257.35円
高値:27,339.49円
安値:26,416.91円
終値:26,568.03円
大きく売られていることがわかるであろう。
ザックリではあるが、イールドカーブコントールの変動幅修正で1000円前後の調整が入る可能性もあるということを念頭におき取り組みましょう。
政策修正で大きく調整しても、その後はご周知のようにバブル後の高値を更新していることから、パニック売りに同調することなく、強い買い目線で狙うのが吉であろう。
また、過去の経験則を基にするアルゴリズムは、政策修正の発表と同時に売り向かうプログラムが発動する可能性がある。しかし、売り一巡後は戻るという経験則もあることから一定の値幅が出たとたんに買い戻しに転じるであろう。
【まとめ】
決定会合で政策修正が発表されてもパニック売りに同調しない。
政策修正が行われても売り一巡後は戻るという経験則もある。
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Wのウォッチ銘柄
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・住友ファーマ(4506)
悪い業績を織り込んだかな・・・
・エムビーエス(1401)
下値は490円前後か・・・
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Wのコラムで紹介した銘柄
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・グッドスピード(7676)
7/20の紹介から本日公開後高値更新!
・アールビバン(7523)
6/22の紹介から本日公開後高値更新!
・フコク(5185)
6/5の紹介から本日公開後高値更新!
・リニューアブル・ジャパン(9522)
5/11の紹介から本日公開後高値更新!
・三共生興(8018)
1/24の紹介から本日公開後高値更新!
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単発スポット動向
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・緊急即日公開銘柄2023[第1弾]
最終目標に向かって高値更新中。
・億男W会員銘柄
買い直し目線を強めるべし
7/20のフォローを確認するべし
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