日経平均は31,600~31,900円レンジを想定
中国が景気刺激策を検討しているとの報道を受けての期待感や、FRB高官が相次いで利上げに慎重な姿勢を示していること、また中東情勢の悪化を受けて米国債に資金が流入していることから長期金利が低下したこと等を受け、自律反発の買いを集め主要3指数は3日続伸した。
・NYダウ
33,739.30(+134.65)
・ナスダック
13,562.84(+78.61)
・S&P500
4,358.24(+22.58)
・SOX指数
3,512.07(+44.72)
・CME日経平均先物
31,790.00(10/10:日経終値比+43円)
※執筆時(8:00)
【★日経平均見通し★】
今年最大の上昇幅をみせたことから32,000円の節目を目前としているものの、空売り比率が先週末の43.3%から37.9%に低下していることで、昨日は買い戻し中心で上昇したものとみられる。上値は戻り売りに抑えられると思われるが、新たな資金流入に期待。
-【重要指標】-
●日経平均株価
PER:15.30倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.31倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り:2.00%
●騰落レシオ(25日):94.66% (120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:43.3%⇒37.9% ※昨日の買い戻しで急低下
●日経平均ボラティリティー・インデックス:21.09(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(10/10)のおさらい】-
イスラエル情勢の緊迫化による地政学リスクは高まっているものの、米国市場高や時間外で米長期金利上昇が一服したことで値がさ株を中心に幅広く買い戻しが入り、日経平均株価は今年最大の上げ幅となった。
日経平均:31,746.53(+751.86)
TOPIX : 2,312.19(+48.11)
マザーズ: 708.09(+6.82)
東証プライム売買代金:3兆4,982億円
値上がり1599/値下がり197/変わらず41
グロース売買代金:844億円
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【今週の重要スケジュール】
10月11日(水)
米 9月卸売物価指数・PPI(21:30)市場予想:前月比0.3%、前年同月比1.6%
※予想を上回ると金利上昇の可能性大
米 FOMC議事要旨(27:00)
10月12日(木)
8月機械受注(8:50)市場予想:前月比0.6% 、前年同月比-6.8%
米 9月消費者物価指数・CPI(21:30)市場予想:前月比0.3%、前年同月比3.6%、コア前月比0.3%、前年同月比4.1% ※予想を上回ると金利上昇の可能性大
10月13日(金)
中 9月消費者物価指数・CPI(10:30)市場予想:前年同月比0.2%
中 9月生産者物価指数・PPI(10:30)市場予想:前年同月比-2.4%
米 10月ミシガン大学消費者態度指数(23:00)市場予想:67.4
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