東光高岳（6617）
電力ネットワークシステムを手掛ける。
昨日は3Q決算と共に今期業績予想の上方修正を発表。営業利益を45億円から64億円に増額し、前期比7.2％減益から一転して32％の増益見通しとなり、3期連続の最高益更新を見込む。計量事業ではスマートメーターが好調で、3Q営業利益は前年同期比42％増の53億2000万円で着地。通期計画に対する進捗率は83％をクリアしている。前場は窓開け急騰。売り物をこなしながらの上値追いトレンドを期待したいところ。

DNAチップ研究所（2397）
DNAチップ開発や遺伝子検査受託解析事業を展開。肺がん遺伝子検査に強み。
昨日付けで肺がんコンパクトパネルの診断システムについて、承認事項一部変更について承認を得たことを発表。当初の想定よりも審査承認に時間を要したものの、競合品と比べて対象遺伝子数が少ない状況の中でも検査数は順調に推移し、採用施設数も計画を上回るペースで導入が進んでいる模様。前場は出来高を伴い窓開け急騰。2/8の決算発表に向けて資金も入りやすいと見て注目しておきたい。

環境管理センター（4657）
環境分野の総合コンサルタント。
先週末に発表した2Q累計決算で、営業損益は2000万円の黒字（前年同期は1億1500万円の赤字）に浮上して着地。受注高は38億6700万円（前年同期比14億32百万円増、同58.8％増）、受注残高も40億89百万円（同11億58百万円増、同39.5％増）に増加しており、今後の業績改善にも期待がかかる。昨日のストップ高から本日前場は上昇一服。下値買いが強く見られるため押し目は監視。