ピクスタ（3416）
デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」を運営。
昨日発表の2023年12月期決算は、売上高が修正後予想を+1.2％上回る26億2100万円、営業利益は修正後予想を+15％上回る3億3500万円の過去最高益で着地。今期も3期連続で過去最高益を更新する見通し。同社は画像生成AIを中心としたAI技術全般の進化がもたらす変化を新たな事業機会と捉え、今後はAI技術の積極活用によるサービスの進化に全力を挙げる意向を示している。前場は窓開け急騰ながら寄高陰線。売り一巡後の下げ渋りに注目し、押し目を狙いたい銘柄だ。

オークファン（3674）
オークション等の情報分析サービスやECサービスを展開。
昨日発表の1Q決算では営業利益が前年同期比＋4100万円、純利益は+1億9400万円と改善。さらに中国大手国機集団グループの国機海南発展有限公司と戦略的パートナーシップ契約を締結した事も発表した。国機海南は同社が持つ貿易ネットワークを強みに、中国から日本への輸出を全面的にサポートし、輸出手続きや商品手配、物流手配の円滑化など、輸出における様々な業務を請け負うことで、日本と中国との自由貿易の活性化を目指すとのこと。前場は大幅高で日足ゴールデンクロス。

ランサーズ（4484）
フリーランスと企業の外注先向けマッチングプラットフォームを運営。
3Q営業利益は2Qに続き単体でも累積でも黒字で着地。さらに丸井グループ（8252）およびグロースパートナーズ社との資本業務提携契約を締結したことも発表した。丸井Gとはフリーランス向けに仕事の信用を可視化した新たな金融サービスの提供を開発予定。グロースパートナーズ社とは顧客開拓手法の多様化や投資の効率化を図るとのこと。これらの材料発表後に急騰したものの上値は重く、本日前場も調整モード。今後は200日線付近で下げ止まりが確認できれば押し目買いが入りやすいと見て監視しておきたい。