株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2024-03-05 17:45:00

アナリスト木村の銘柄研究部

怪しい業者にひっかからない為の自衛手段

日経平均は高値もみ合い的な状況ながら終値でも4万円台をキープし、個別銘柄にも、下値には押し目待ちの買いが幅広く入っている印象で、リスクオンムードは継続中です。

国内大手証券の筆頭である野村ホールディングス(8604)の株価が本日高値を更新した事からも、株式投資に対する需要が日々増している事を窺えるような状況と申し上げて宜しいでしょう。

そうなりますと、悩ましい事に、株式投資に積極的・前向きな方々を相手に、様々な方法で騙して利益を得ようとする輩も暗躍し始める事になります。

弊社では従前から、「金融商品取引業者」としての登録を行っていない業者について、皆様に注意喚起を行ってまいりましたが、相場の地合いが良いと、投資家の危機管理能力や自衛姿勢は、どうしてもないがしろにされがちで、甘い誘いに乗って大切なお金を騙し取られた、というようなケースが増加してしまう傾向が見られるように思います。

そこで、本日は、怪しい業者を見極める、超シンプルな方法をご紹介したいと存じます。

『絶対という言葉を口にしたら、その業者は限りなくブラックに近い』

株式投資の世界に、絶対的な正解は存在しません。
不確実性=リスクが存在し、そのリスクに大小の違いはあっても、リスクを完全に排除する事は不可能であるからこそ、
株式はリスク資産であり、株式投資はリスク資産投資なのです。

「絶対、儲かります」と断定的な事は申し上げられないのですから、そもそも、絶対という断定的判断を口にした時点で、
その業者は限りなくブラックに近いと、判断する事ができましょう。
「絶対に儲かりますか?」と尋ねて、「はい、絶対に株価は上昇しますよ」と言われたら、危ないというワケですね。

『目標株価等の達成<時期>を理論的根拠に基づいて明言できる人はいません』

例えば、株価が10倍になる可能性を、理論的根拠に基づいて予想・推察する事は、不確定要素が多く難しいとしても、ある程度可能と考えます。
しかしながら、例えば、「2か月以内に株価が2倍になります」という事象は、理論的根拠に基づいて予想・推察する事ができません。

2倍になる可能性についてはバリュエーション面から試算可能でも、達成時期についてを試算する「理論的モノサシ」は存在しないのです。
言い換えると、「いついつまでに」と時間軸を限定した時点で、その予想・推察は理論に基づいていない見解であると判断して宜しいでしょう。

「2か月以内に株価2倍以上を想定」なんて、そもそも、予測する事も想定する事もできないハズなワケですね。

という事は・・。
『会員様各位は目標株価の達成時期はいつ頃ですか?と尋ねない』事が、「自衛」という観念上大切になってきましょう。

なぜなら、答えられる人はいないハズだからです。

いついつ頃から株価は上昇しそうだという事を予測する事は、ある程度可能です。
決算発表が機になったり、テクニカル面でのフシを上抜けそうだったり、株価が上昇する可能性がある「予兆」をご紹介する事はできます。

しかしながら、株価と時期を「同時に」予測する事は、株価の予想や時期の予想という「単体」予想でさえ困難を極めるのですから、ほぼほぼ「ドタ勘」に過ぎません。

つまり、会員様各位が、「いつ株価は2倍になりますか?」などと安易に質問してしまうと、業者側は「シロウト投資家」と判断して、あれやこれやと騙しの罠を仕掛けてくる事に繋がってしまいがちなワケですね。

会員様各位には、こうした「自衛手段」をなんとなくでもご認識いただいたうえで、日々の株式投資のお取り組みに臨んでいただきたいと存じます。



執筆:木村泰章

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 個人的に注目している銘柄
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◆三精テクノロジーズ(6357)
◆サノヤスHD(7022)
◆テクノロジーズ(5248)
◆SKジャパン(7608)
インバウンド需要の取り込みに、テーマパークや遊戯施設を充実させようという動きが続きます。注目ですね。

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 私のコラムで紹介した銘柄
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◆ジーデップ(5885)
 昨年10月14日のご紹介時からの高値騰落率80.22%。
 やっぱり昨年の10月が仕込みのタイミングだったんですね。

◆プラスゼロ(5132)
 昨年11月7日のご紹介時からの高値騰落率68.73%。
 こちらは昨年6月の高値を更新が射程圏内に入ってきました。

◆ARアドバンストテクノロジー(5578)
クラウド+AI関連強し。
 昨年12月15日のご紹介時からの高値騰落率47.44%。

◆グリッド(5582)
 ここもAI関連で、株価の回復基調が鮮明になってきました。
1月25日のご紹介時からの高値騰落率38.63%。

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 単発スポット銘柄の見解
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全体相場がピリッとしなかった一方で、弊社の単発スポット銘柄群は本日も銘柄公開後の高値を更新したものが相次ぎました♪
◆≪S高メソッド銘柄≫
◆≪緊急即日公開銘柄2024[第3弾]≫
◆≪日経平均3万5千円記念即日公開銘柄≫
◆≪日の丸ジャンボ・テンバガー銘柄特典(新春お年玉特典銘柄)≫
◆≪裏道王道銘柄【頂】≫
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