今年の東京の桜の開花予想は3月19日、3月25日には満開となる予想だそうです。
私、お恥ずかしながら、つい最近まで知らなかったのですが、この開花予想には、
そこそこ納得しやすい、「計算ロジック」が存在するのだそうです。

『2月1日以降の日々の最高気温の合計が600℃を超えるタイミングで桜が開花する』

東京の今年2月1日から29日の最高気温の合計は363.6℃で、3月に入ってから6日までの最高気温の合計は75.1℃。
合わせると、2月1日から昨日までの最高気温の合計は438.7℃となります。

ここに、1991年～2020年の30年間の、3月の日ごとの最高気温「平年値」を更に加算してみます。
そうすると、3月18日の時点で、2月1日からの最高気温の合計は604.2℃となり、600℃をクリアしてくる事になります。
出典：気象庁ホームページ　（https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/nml_sfc_d.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2024&month=03&day=1&view=）

なるほど、3月19日の開花予想との誤差は僅か1日ですね。
凄いなぁ、この「ロジック」。

株式投資の世界にも、こうしたロジック、規則性、アノマリーの類は多数存在します。
最も広く認識されているところでは、下記のような例が挙げられましょう。

・騰落レシオ（25日ベース）：プライム市場（旧東証1部）全銘柄対象の騰落レシオが、120以上で買われすぎ80以下で売られすぎの「目安」とされています。
・日経平均PER（加重平均ベース）：PER14倍から16倍が適正水準とされ、14倍は下支えラインとして機能しやすいとされています。

しかしながら悩ましいのは、こうした「指標」の多くは、絶対的な法則・規則性を有しているわけでは無い、という事です。
「目安」や「傾向」程度に「参考とする」事こそが重要でありましょう。
ロジック＝理論を知っておく事は必要でも、理論どおりに株価は動くとは限らない点が、悩ましいわけですね。

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桜の開花のタイミングに合わせて、ご検討いただければ幸いに存じます。



執筆：木村泰章

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　個人的に注目している銘柄
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◆エコモット（3987）
◆ウェザーニューズ（4825）
◆星和電機（6748）
◆ALiNK（7077）
◆いであ（9768）
気象情報配信/気象観測機器関連と目される銘柄群です。

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　私のコラムで紹介した銘柄
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◆東京計器（7721）
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◆アイリック（7325）
　本日は一時900円台へと急伸。
　1月19日のご紹介時からの高値騰落率40.21％。

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　単発スポット銘柄の見解
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◆≪億男Wの大御利益銘柄銘柄≫
　逆行高！
　「桜」関連ですから!(^^)!

◆≪創業祭2024・大石＆石井のダイヤモンドメソッド銘柄≫
　狙いどおりの展開です。
　打診買いをゆっくり進めてください。

◆≪木村泰章の天下一銘柄≫
　本日も一時銘柄公開後の高値を更新。
　全体相場のセルオフに巻き込まれましたが、ご心配無用でしょう。
　
◆≪木村泰章の一粒万倍銘柄≫
　出直りムード継続中です。
　夏まで待たずに、決算発表前の水準に回帰できる可能性も。