大興電子通信（8023）
富士通が筆頭株主。通信機器の販売や情報システム開発などを手掛ける。
足元の業績は好調で3Q経常利益は前年同期比4.2倍の16.6億円に急増。ソフトウェアサービスの受注高、売上高は堅調に推移しているようで今後も業績面は期待できそうだ。また、情報サービス産業の特性として、ハードウェアやシステム導入及び更新は年度の節目である9月、3月に集中する傾向があるため、同社の売上高や利益は2Q、4Qに増加する特性があり、次回決算が楽しみな銘柄と言えよう。

レントラックス（6045）
金融、エステ、健康食品向けに強い成果報酬型広告サービスを展開。
先週は配当予想の修正を発表。今期は創業以来の最高額の取扱高を計上する見込みとなったことから10円の記念配当を実施し、今期の期末一括配当予想を12円から22円（前期実績比で1円増配）に増額している。配当利回りは4％超えに上昇。配当狙いの買いが一巡した後は一時的に弱含む可能性があるが、日足ゴールデンクロスでトレンド上向きの展開に期待。

オークワ（8217）
和歌山地盤で食品スーパーを展開。
昨日引け後に発行済み株式総数の5.01％に当たる220万株、20億円を上限とする自社株買いの実施を発表。併せて、3カ年中期経営計画を発表。27年2月期の業績目標は売上高2900億円（24年2月期計画は2530億円）、営業利益70億円（同34億円）、ROE5％（同1.5％）を掲げている。収益力強化による増配を目指し、PBR改善に向けた取り組みとして持続的成長による株主価値の向上を図っていくとのこと。前場は窓開け大幅高。75日線と200日線がゴールデンクロスで中長期でも注目。