今年最初の当コラムのタイトルは、1月2日の「年男3人衆と行く日経平均5万円への道」でした。
大石社長、億男W、木村が3年連続で「年男」になる（順不同）、というお話と共に、3年以内に日経平均が5万円に達するとブチ上げたわけですが、その中でこんな事もお伝え申し上げました。

『時事通信社の調べによると、過去の辰年の日経平均の年間騰落率は+27.9％だったそうです』

日経平均の今年の始値は33193.05円。
年初の時点では、日経平均の5万円到達は夢物語のようにお感じになられた会員様も多かったものと存じますが、あれよあれよの間に日経平均は既に4万円台に進んでまいりました。
年初の始値から27.9％上昇するのであれば、今年の日経平均の高値は42453.91円と試算されます。
単純過ぎて、あまり参考にはならないかもしれませんが。。。(>_<)

1月から3月の日経平均の急伸の背景を、当コラムでご紹介した内容に沿って振り返って見るとこんな↓↓↓感じです。
日経平均の急伸を前もって予測できたわけではありませんが、年初から一貫して強気スタンスであった点は、全体相場の「大きな流れ」と「方向性」に概ね沿っていた事を、会員様各位にもご確認いただけるものと存じます。

1月5日：『昨年までの下向き相場から大きなトレンド転換を迎えるタイミングと見る』
1月19日：『1月ロイター短観：年前半は情報・通信関業、中でもDX/IT/AI/Saas関連が強い』
1月23日：『大量保有（変更）報告から大手機関投資家のスタンスに変化の兆し』
1月25日：『4月は1990年以降の34年間で外国人投資家が31回買い越し』
2月1日：『今年は節分天井・彼岸底？』
2月9日：『GPIFがアクティブ運用シフト第3弾を発表』
2月13日：『日経平均一時38000円到達おめでとうございます』
2月16日：『グロース250指数が遂に昨年10月の高値を上回り始める』
2月21日：『2月ロイター短観：非製造業の景況感は好調・高水準/製造業の景況感は4-6月で底入れ見込み』
2月22日：『大企業製造業の景況感回復と共に、業績相場へと進む可能性が高い』
3月9日：『投資シナリオの実現を信じて【待つ】という投資行動こそが最も重要』
3月11日：『日銀会合：ドル円が145円～150円レンジに留まるなら、株式相場に悪影響を与える可能性は限定的』
3月14日：『必勝アノマリー：過去10年間で3月の始値を5月の最高値が下回った事は1度も無し』
3月18日：『4月の半ばまで日経平均は38000円～40000円レンジを中心としたもみ合いを予想』
3月21日：『グロース250指数は、底上げから切り返しが鮮明となり始める局面へと進み始めている』
3月22日：『3月ロイター短観：想定よりも早く製造業DIが改善』
3月28日：『THKの逆行高から機関投資家勢が日本株に対し強気である事が窺える』

4月1日に発表される、日銀の3月短観では、大企業製造業の景況感DIが、市場のコンセンサスよりもやや早めに改善に向かう事が確認できる見込みです。
1月～3月で半導体市況の底入れが概ね確認され、次いで大企業製造業の景況感が改善すると、日銀の金融政策決定会合で実質的な利上げが示された事も背景に、『金融相場⇒業績相場』という相場サイクル移行が、強く意識されるようになりましょう。

「相場の流れや方向性が見極められとしても、個別銘柄で儲からなきゃ意味が無い？」
いえいえ、そうじゃありませんよ。
「相場観」を持たずに、個別銘柄の売買に臨む事こそ、むしろ「禁じ手」であろうと存じます。

「相場観」は当コラムを参考としていただき、個別銘柄の選択は「大化けの大石」や「億男W」や「おねぇ薫」のコラムをご参照いただき、実際のお取り組みや売買に関しては、弊社の単発スポット銘柄群に付属する「推奨レポート」をご参照いただきたいと存じます。
加えて、「全体相場フォロー」や個別銘柄の「ハッピーレター」をチェックしていただければ、会員様各位の投資成果向上に繋がるものと信じてやみません。

さぁ、来週からは実質「新年度相場」入りです。
「常に強気、いつも冷静」でまいりましょう。



執筆：木村泰章

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　個人的に注目している銘柄
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◆ユアテック（1934）
◆日本リーテック（1938）
◆東京エネシス（1945）
◆弘電社（1948）
◆サンテック（1960）
半導体を作るにも動かすにも、AIを利用するにも電力は必ず必要となります。
電力設備を手掛ける企業群は注目です。

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　私のコラムで紹介した銘柄
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◆オプティマス（9268）
　昨年11月21日のご紹介時からの高値騰落率81.05％。
　会社四季報によれば来期も大幅な増収増益見込みです。

◆東京計器（7721）
　本日も高値更新！
　昨年11月17日のご紹介時からの高値騰落率63.08％。

◆フルハシEPO（9221）
　1月25日のご紹介時からの高値騰落率40.75％。
　5月の決算発表までHOLDでイケそう。

◆FCE（9564）
　一気に大幅高で一時900円台に進みました。
　昨年12月20日のご紹介時からの高値騰落率40.03％。

◆トレイダーズ（8704）
　切り返し基調が継続中。
　昨年10月24日のご紹介時からの高値騰落率19.12％。

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　単発スポット銘柄の見解
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　第1利確ポイント達成おめでとうございます！
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