デンヨー（6517）
可搬形エンジン発電機や溶接機でトップ。非常用電源の用途拡大も。
5/1に24年3月期の業績と配当予想の上方修正を発表。国内だけでなくアメリカ、アジア市場も好調のようで、最終利益が計画を12億円も上回る50億円（前の期比37.6％増）に上方修正。年間配当予想は64円（前の期比14円増配）としている。5/22からの建設・測量生産性向上展では背負式バッテリ溶接機などを出展予定。株価は高値更新となった後に調整模様だが、上昇トレンドは継続中と見て注目。

フューチャーベンチャーキャピタル（8462）
ベンチャーキャピタル。地域再生ファンドにも投資。
先週末に自社株買いの実施を発表。発行済み株式総数の2.9％に当たる25万株、1億円を上限とし、取得期間は5月7日から8月31日まで。2月～4月にも上限1億円の自社株買いを実施したばかりだが、需給効果以外にも1株利益やROEの向上が期待され、株主還元姿勢の高まりも好感されよう。株価感応度は高く、発表後はストップ高。本日前場も200日線を維持しており、5/14に予定されている決算発表次第で再び大きく動く可能性があると見て監視中。

エンバイオ・ホールディングス（6092）
土壌汚染対策や汚染土地の購入や浄化、再販など。
昨日は2024年3月期業績予想の修正を発表。土壌汚染対策事業やブラウンフィールド活用事業の利益率が改善し、営業利益を6億2500万円の前回予想から8億1500万円予想に上方修正。前期比の減益率が-39.9％に縮小したことが好感材料となった。前場のチャートは約1年ぶりに200日線を回復し好形に変化している。