外国人買いキョ~レツ!を実感した銘柄
でも、どこを探しても、特段、材料視されるニュース等は見当たりません。
そこで、特段材料が放出されていなくとも、「買い」という投資行動を取れる投資家は誰だろう?というところを考えてみました。
答えは明白ですね。
外国人投資家です。
同ランキングには、グロース市場に上場している中小型成長株群がラインクインする事が多い傾向が見られますが、本日のランキングには、スタンダード市場やプライム市場の銘柄が半分以上を数え、さらに、それらの銘柄群に共通しているのは、外国人投資家の保有比率がそこそこ高い銘柄が多い、という点です。
更には、上場からの日が浅い銘柄では無く、かつ、会社名にはいつもよりも、「漢字」が目立つような気もしました。
そこで本日の当コラムでは、外国人投資家の保有比率が高いのに、今期の業績見通しは今のところ芳しく無く、ゆえに株価推移も冴えない「出遅れ株」を、今後、外国人買いの受け皿となりえるだろうという観点から、ご紹介してみようと思います。
FUJI(6134)です。
今でもコード番号を記憶している、私自身にとって大変思い出深い銘柄のひとつです。
私が、日系準大手証券(当時)の一角に入社して4年目から5年目にあたる、1990年代の半ば頃。
私は、国際営業部という部署で、主に、東京の外資系証券会社の注文執行を担当しておりました。
当時の外資系証券会社は、東証の会員権を有していなかったり、東証会員でも、大証(大阪)や名証(名古屋)の会員権は有していない外資系証券会社が多く、そうした証券会社が私にとって「担当顧客」であったわけです。
FUJIは当時、富士機械という社名で名証単独上場でした。
富士機械の注文を外資系証券から受注すると、所属していた日系準大手証券の名古屋支店に電話発注しなければならず、
「板」(売買注文状況)を問い合わせるのもひと苦労という時代でした。
大阪も同様で、ローム、村田製作所、オムロン、青山商事、ワキタ、南海電鉄辺りを、富士機械と並び某大手外国人投資家が買いまくった時期でしたので、毎日毎日、手のひらの冷や汗で「水たまり」ができるくらい(ちょっと大げさですが)、忙しかった事を記憶しています。
富士機械はその後FUJIと社名を変え、当然ながら東証メインで売買が可能となったわけですが、依然として30%超の外国人投資家保有比率をキープしており、製造業全般を中心としたこの夏のサマーラリーを見据えて、景気敏感と目される機械セクターが上向き始めれば、外国人買いを背景に、2021年以降上回れていない3000円、2000年以降上回れていない4000円を奪還する事も可能になるものと期待しています。
会員様各位が、今現在お取り組みなさっている中小型成長株群の中には、5年後、10年後に、FUJIを含め、上掲の銘柄群のように大きく成長する可能性を秘めた銘柄が多数あり、更には、それを外国人投資家は見逃さず買いを入れてくるものと考える次第です。
執筆:木村泰章
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個人的に注目している銘柄
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◆FUJI(6134)
◆ローム(6963)
◆ワキタ(8125)
ロームの株価底入れタイミングは、外国人投資家も狙っているでしょうね。
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆横河電機(6841)
本日も一時高値を更新。
外国人買いっぽい気もします。
1月13日のご紹介時からの高値騰落率41.70%。
◆トーメンデバイス(2737)
昨年3月の高値を上抜き始めました。
昨年11月29日のご紹介時からの高値騰落率41.24%。
◆鈴木(6785)
本日も大幅高で高堰更新。
3月25日のご紹介時からの高値騰落率23.93%。
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単発スポット銘柄の見解
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ご心配無く!
●00円どころの値固めから再度上放れに挑む事になりましょう。
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