田辺工業（1828）
化学プラント主体のプラント工事会社。
前期は一部大型案件でに工事損失及び工事損失引当金を計上したことなどで増収減益となるも、受注環境は良好のようで今期は過去最高益見通し。PER：8倍台、PBR0.7倍台の割安感と利回り3％超えは投資妙味ありと見る。また、上位大株主には伝説のサラリーマン投資家で有名な清原氏の名も。本日前場は窓開け急伸。昨年9月以来の高値圏に浮上し、上場来高値更新に期待がかかる。

ベステラ（1433）
製鉄所や発電所、石油化学等のプラント解体工事。特許工法を多数取得。
先週末に通期業績予想の上方修正を発表。2025年1月期の営業利益が4億2000万円から5億円（前期比2倍）に拡大する見通しとなった。プラント解体工事の需要が好調で受注が過去最高水準のほか、前期に受注した大型案件が想定を上回るペースで進捗している模様。また、スクラップの売却益や追加工事の獲得により、下期にかけて利益額の上振れが見込まれるようだ。前場は窓開け大幅高。出来高を維持できれば200日線の突破も視野に入ろう。

リボミック（4591）
東大発の創薬ベンチャー。RNA活用のアプタマー医薬を開発。
同社はかねてから「AIを用いた革新的アプタマー創薬システムの開発」や「AIアプタマー創薬プロジェクト」を進めていたが（2021年度～2023年度）、研究課題の成果に対して高い評価が得られ、1年間の追加支援に採択されている。AI創薬関連としてテーマ性のある銘柄だ。足元でバイオ株の上昇が目立つ中、値ごろ感の買いが入ったと思われ同銘柄も75日線を突破。


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