サインド（4256）
美容室向けの予約管理システムを提供。
前期は契約獲得件数が堅調で売上、各利益ともに予想を上回って着地。2023年2月に子会社化した美容予約一元管理システムのパシフィックポーターが通期での営業黒字化を達成した事も寄与した模様。今期も増収増益を計画。また、6/10には米機関投資家Sun Mountain Fundによる大量保有が明らかに。同社の売上成長と収益性に期待しているようだ。株価は昨日の急騰から本日前場は200日線で上値が意識される格好。昨日飛び乗った短期トレーダーの売りが出尽くした後の動向に注視し押し目を監視。

ウエスコホールディングス（6091）
西日本地盤の総合建設コンサル。スポーツ施設や水族館も運営。
昨日引け後に3Q累計決算と自社株買いを発表。2023年8月～24年4月期の営業利益は7億7500万円（前年同期比7％増）となり、9億3000万円の通期計画（前期比4.2％増）に対する進捗率は83％で着地した。さらに発行済み株式総数の4.06％に当たる60万株、4億5000万円を上限とする自社株買いも実施。前場の株価は窓開け急伸。全体相場に連れ安する形で陰線だが下値を拾う動きも見られた。

アールエイジ（3248）
東京中心のマンション賃貸管理や販売など。
6/11に発表の上期決算で、営業利益が前年同期比2.2倍の7億4800万円となり、5億7000万円の通期計画（前期比3.9％増）を既に超過して着地。運営管理事業で安定収益を確保しつつ、都心部にフォーカスした優良な賃貸事業用不動産の企画開発に注力し、開発販売事業で賃貸事業用マンション1棟(85室)を売却したことが利益を押し上げたようだ。翌日の株価は窓開け急騰となったが持続力に欠け本日前場も売り優勢。しかしながら、PER：8倍台、PBR：0.6倍台、利回り3.5％超えの割安感は再び買いの手を誘うと見て注目している。


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