株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2024-07-17 15:40:00

アナリスト木村の銘柄研究部

ベンチマークのお話:会員様各位も投資の目標や基準を設定すべき

うるせぇなぁ、などとおっしゃらずに、是非とも最後までお読みください。笑
「個人投資家様の特権」についてもご紹介しますので、おそらく「目からウロコのお話」、とご実感いただけるハズです。

ベンチマークとは、何ぞや?
ベンチマークとは、投資信託等が「運用の指標としている基準」のことです。
多くの場合、投資信託が投資対象とする商品や市場の各種株価指数がベンチマークとされ、投資信託の運用体は、このベンチマークの値動き(パフォーマンス)を上回る運用を目指すワケです。

例えば、「日本株オープン」などの投資信託であれば、ベンチマークとしてはTOPIXとされる事が一般的で、TOPIXのパフォーマンスを、「日本株オープン」投信のパフォーマンスが上回る事を目指して、運用体がポートフォリオ運用を行います。

TOPIXが1年間で5%上昇すると仮定したら、当該投信は5%以上のパフォーマンスとなるよう、運用体は様々な角度から「勝てる」ポートフォリオを構築するワケです。

TOPIXに「勝つ」事を目指すワケですから、TOPIXに「連動」するようなインデックスファンドでは「勝ち」を期待できません。
ゆえに、インデックス連動を目指す「パッシブ運用」では無く、ベンチマークに勝つ「アクティブ運用」と目されます。

では会員様各位、個人投資家様は、何をベンチマークにするべきなのでしょうか?

政府の旗振りによって、新NISAが整備され、「貯蓄から投資へ」の動きが加速する中、期待リターンや、目論見や見積りやら、ベンチマークほど大げさでは無くとも、なんらかの「目標や基準」を持たずに、「とりあえず株を買ってみました」、などというタイプの投資家が増大しているように思います。

危なっかしいなぁ。

巨額の資産を運用する機関投資家の投資スタンスを「真似る」事は、小額投資であっても可能です。

例えば、100万円のご投資予算だと仮定するならば、まずはベンチマークとしてTOPIXを想定しましょう。

TOPIXのパフォーマンスを上回る事を目指して、TOPIXに連動するインデックスファンドを、少なくとも30万円程度購入し、残り70万円で、TOPIX構成銘柄の中からグロース性の強い中小型成長株を3銘柄、20万円ずつ買い、10万円分だけはインカムゲインを目指して、バリュー性の強い有配銘柄を買っておけば、「理論上は」TOPIXをベンチマークとした、分散投資による、アクティブ運用が可能と見ます。

もちろん、3銘柄の中小型成長株に「失敗」して、株価が意に反して全て下落してしまえば、TOPIXのパフォーマンスは上回れなくなってしまいますが、個人投資家様「のみ」に「許される特権」は、「運用期間に制限が無い」という点です。

つまり、大手運用体の成績は「年間パフォーマンス」のみで優劣が決定されますが、会員様各位の運用期間は、「1年間に限定されているワケでは無い」のです。

1年間のTOPIXパフォーマンスを上回れなくとも、3年かけてTOPIX1年間のパフォーマンスを上回れば、「勝ち」とは言い切れなくとも「負け」では無いように思う次第です。

投資に関わる「時間軸」を短くすれば短くするほど、運用の難しさは飛躍的に高くなってしまいます。

会員様各位の中には、「短期的な値上がり益を追求したい」という方が少なく無い事は承知しておりますが、それって、「個人投資様最大の特権」であるハズの「長期投資」を否定して、わざわざ自らの首を絞めるだけの「短期投資」こそを選択している「愚行」に過ぎないのではないでしょうか。。。

本日配信された「全体フォロー」も是非併せてご参照ください。



執筆:木村泰章

━━━━━━━━━━━━━━
 個人的に注目している銘柄
━━━━━━━━━━━━━━
◆ダイダン(1980)
◆NJS(2325)
◆メタウォーター(9551)
某投資情報ベンダーの人気投資テーマランキングでは、データセンターもペロブスカイト太陽電池も10位以内から脱落し、代わりに水道関連が10位に浮上しました。

━━━━━━━━━━━━━━
 私のコラムで紹介した銘柄
━━━━━━━━━━━━━━
◆アイビス(9343)
もう1回転イケるかも?
 1月29日のご紹介時からの高値騰落率181.1%。

◆フォスター(6794)
 大引けでは値を消しちゃいましたが、一時昨年来の高値を更新。
 4月22日のご紹介時からの高値騰落率55.66%。

◆フォーバル(8275)
 昨年来の高値を更新。
 8月の1Q決算発表まで継続保有でOKと見ます。
 4月3日のご紹介時からの高値騰落率47.27%。

◆荏原実業(6328)
 大引けでは値を消しちゃいましたが、一時昨年来の高値を更新。
 6月11日のご紹介時からの高値騰落率40.78%。

━━━━━━━━━━━━━
 単発スポット銘柄の見解
━━━━━━━━━━━━━
◆≪緊急即日公開銘柄2024[第11弾]≫
銘柄公開後の高値を更新。
 来週にも第3利確ポイント到達か。

◆≪緊急即日公開銘柄2024[第9弾]≫
 昨年来の高値を更新。
 株価の上昇基調が鮮明になり始めました。

◆≪緊急即日公開銘柄2023[第21弾]≫
 昨年来の高値を更新。
 来週中にも第2利確ポイント到達か。



※現在、弊社が公開するコンテンツ情報および配信DMは、投資情報の提供(無料情報の公開およびお知らせ)であり、会員様との現在そして将来の投資助言契約を促すものではありません。ご意見はこちらまで。
https://questant.jp/q/GL9LA1K5?id=%%USER_ID%%

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック