H.U.グループ（4544）
臨床検査薬の大手。滅菌関連事業や検査受託など。
前期業績はコロナ関連の売上高減少や原材料費、研究開発費の増加等が響き赤字転落となったが、8/8に発表の1Q業績は増収増益の黒字転換。コロナ関連ウイルス検査売上高が減少したものの、がんゲノムなどの遺伝子関連検査、滅菌関連事業が伸長している。今夏はコロナの再流行が見られたため、2Qでの業績寄与が期待されよう。通期予想は黒字転換を見込む。配当予想は前期と同様の年間125円を予定し、利回りは4％を超えている。前場の株価は暴落前の高値を更新。

ベイシス（4068）
携帯電話のインフラや電気・ガス等のスマートメーター設置など。
今期業績はIoTエンジニアリングサービスの成長期待などで、売上高が79.2億円（前期比16.1％増）、営業利益が1.03億円（同30.1％増）、当期純利益が0.51億円（同294.6％増）を見込む。また、昨日は丸文（7537）との協業でローカル5G拡大に向け無線エリア設計伴走サービスを開始したことを発表。前場の株価は大幅高で一目均衡表の抵抗帯を突破。

SBIレオスひふみ（165A）
「ひふみ投信」などの投資信託運用や、投資顧問業を手掛ける。
今年3月にグロース市場に新規上場。日本株の投資信託では運用資産残高が最大級。先日は9/30を基準日に1：8の株式分割を発表。最低投資金額を1万円程度まで引き下げることにより、流動性向上や投資家層の拡大を狙う模様。また、未定だった2025年3月期の中間・期末配当予想を27円20銭とし、年間では18円40銭増配の54円40銭を計画。昨日はストップ高買い気配で本日も続伸。