中国株?いや、この銘柄にせよ
先客万来!よくぞ参った!そなたの来訪、心から嬉しく思うぞ。
そなたらは「シーテック(CEATEC)2024」が幕張メッセで開催されるのをご存知であろうか?
シーテックとは今年で25周年を迎えるデジタルイノベーションの総合展である。その規模、アジア最大級の国際展示会であるぞ。
開催趣旨はHPによれば「経済発展と社会課題の解決を両立する『Society 5.0』の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描く」とのこと。
デジタル系だけでなく、日本の先端技術の現在を推し量る絶好の機会となっておる。
無論、その関連の将来のテンバガー候補の銘柄を見抜く大ヒントがゴロゴロ転がっておると言っても過言ではなかろうな。
足を運べるものはぜひ一度自らの目で「デジタル関連銘柄」の現在値、大成長しそうな企業の「肌ざわり」のようなものを感じるのもよかろうな。
足を運べぬ者には当コラム最下部よりデジタル関連ならこれぞ!と言う銘柄の話をいたすゆえ、最後までお付き合い願おうぞ。
ちなみにシーテック、東京ゲームショウ、デザインフェスタなど大きなイベントに参加するのは拙者の趣味の一つである。
趣味の秋、投資以外でそなたの趣味は何であろうか?
一度拙者にコッソリ教えてはくれぬか?もし教えてくれた暁には、当コラムで関連した話をするやも知れぬぞ。
さて、本題である。本年の日経平均株価の一連の富士急ハイランドの「フジヤマ」さながらのジェットコースターっぷりには、さぞそなたらも肝を冷やしておろう。
これに対し、あすなろの方針は全体フォローの通り「強気でよし」であり、拙者も幾度となくそれに纏わる話をして参った。
こたびはそなたらの心の安寧のために、一つ良い話を持って参った。
では早速、米国の思想家・哲学者であるラルフ・ワルド・エマーソン※1 いわく
「何かをする時に方法しか知らなければその方法に縛られてしまう。しかし、その原理を知っていれば、自分なりに方法を工夫できる」
物事の何にでも通ずる名言である。
肝要な事は上澄みに在らず。物事の根幹、仕組み、原理原則を知ってこそ知識は実となり花となるのだ。
ではこたびは、そもそもなぜ株価は騰がるのか?について教えて参ろうぞ。
先ず、ズバリ結論から申せば拙者は
「株価が騰がるのは資本主義の原理」である
と考えておる。
資本主義の起源は一般に産業革命にまで遡れよう。
蒸気機関の発明を契機に、機械化が進み大規模な工場が建設されるようになり、生産性が飛躍的に向上した。
この生産性向上に伴い、企業は利益を上げ、株主はその利益の一部を配当として受け取るという仕組みが確立されたのである。
これが、現代の株式会社の礎となり、株式市場の発展へと繋がっていったと考えられる。
さて、問題の「なぜ株価は基本的に上がり続けるのか」であるが、その背景には、資本主義の根底にあるいくつかの原理が働いておる。
先ず第1に、企業は基本的に成長志向を前提とする。
より多くの利益を上げ、企業規模を拡大することで、株主への還元を増やし、企業価値を高めようとするからであるな。
この成長意欲が、研究開発への投資や新たな事業への進出を促し、結果的に企業の収益力向上に繋がり、株価上昇の原動力となろう。
第2に、資本主義は競争原理に基づいておるのはそなたも知っておろう。
多くの企業が同じ市場で競争することで、より優れた製品やサービスが生まれ、消費者の満足度が向上しような。
この競争は、企業の効率化を促し、生産性を高めることに繋がるのである。結果として、企業の収益が増加し、株価が上昇すると言う訳であるぞ。
第3に、技術革新が株価上昇を後押しする面もあろう。
新たな技術の開発は、生産性の向上や新たな市場の創出をもたらし、企業の収益力を飛躍的に向上させる。
例えば、インターネットの普及やAIの進化は、多くの産業に革新を齎(もたら)し、関連企業の株価を押し上げて参ったな。
第4に、人口増加と所得水準の上昇も株価上昇の要因となろうぞ。
人口が増加すれば、消費も増加し、企業の売上も伸びよう。
また、所得水準の上昇は、より高品質な製品やサービスへの需要を喚起し、企業の成長を加速させような。
などなど、以上のような仕組みが複合的に働き、株価は長期的に上昇傾向を示すのである。
この原理原則をしっかりと理解すれば、末端の揺らぎに容易く動ずることもグッと経ると拙者は考えておるぞ。
現在、日経平均株価を始めとした日本株式市場は、これらの原理に基づき上昇を続けておる。
特に、一部日本企業は、グローバル化やデジタル化に対応するため、積極的に構造改革を進めており、そのような努力を重ねる企業は成果が株価に反映されているとも考えられような。
しかし、今後の見通しについては、楽観視できない要素も存在いたそう。中国の景気刺激策が奏功し、資金が中国に流入することで、相対的に日本株への関心が薄れる可能性が一部で指摘されておる。
以下はあくまでも個人の見解でとして聞いていただきたいことを予め申しあげよう。
拙者としては尊大さを崩さなかった中国政府の「景気悪いです、認めて手を打ちます」の動きには将来性をあまり見いだしてはおらぬ。それこそ中国政府の思想、つまり行動原理を思えば懐疑的にもなろう。
乗り遅れまいとするパニック買いからの2015年の「中国株大暴落」の再来……なんて事も可能性としては考えられるのだ。
中国株との投資家資金争奪戦、正念場を迎えた日本株の真価が問われようぞ。
そしてそなたらが最も気になるのは「で、この話の結論、どの銘柄が騰がるの」であろう?
そこで今回はこんな時こそ内需インフラ関連であるとし、【兵法的投資術】に見立てた、拙者の注目しておる銘柄を紹介いたそうぞ。
応用技術(4356)
ウェスコホールディングス(6091)
飛鳥ホールディングス(256A)
以上である。
結論として、資本主義のメカニズムと日本企業の業績好調さから、日本株は
「今後も上昇する可能性が高い」
と、ドドンと申しあげておこう。
ただし、外部環境の変化や競争の激化など、様々なリスク要因も考慮する必要があると言う条件付きであるな。
さて、資本主義の原理にも則った大成長を遂げる期待が出来そうな「デジタル関連銘柄」の話であるが、
現在開催中の【デジタルダイヤモンド銘柄】がドンピシャであろう。
内容を拙者も見たのであるが、どうやらこの銘柄こそ時代を先読むものであるなと確信いたしたぞ。
【次回予告】「株価26倍の大成長!?な銘柄を公開」
乞うご期待……
~ 言の駿馬で次回も駆けて参ろうぞ ~
アスナのおまけ註釈
※1ラルフ・ワルド・エマーソン(1803~1882)
アメリカ合衆国の思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイスト。超絶主義の先導者として知られる。個人の内なる精神の重要性を説き、自然との一体感を重視した。代表作に「自然」があり、アメリカ思想に大きな影響を与えた。自己信頼、個人の尊厳、そして自然との調和といった思想は、後のトランセンデンタリズム運動の中心となり、アメリカ文化に深遠な影響を与え続けている
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アスナの偵察中銘柄
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応用技術(4356)
ウェスコホールディングス(6091)
飛鳥ホールディングス(256A)
※アスナが取り上げているのはあくまでも【紹介】であり推奨ではありません。株価の上昇を約束するものではなく、投資の最終的なご判断は自らの責任でお願い致します。
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偵察中銘柄の戦況伝達
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☆紹介後 株価2倍超え銘柄☆
☆グランディーズ(3261)
6/20より偵察中
上昇率239.59%(株価約3.39倍)
当コラムでも取り上げた株主優待が強烈であったと思われ急騰。紹介時から既に株価3倍超えである、利益を得た者は褒めて遣わす!
☆リベルタ(4935)
7/2より偵察中
上昇率220.83%(株価3.2倍)
☆POSTPRIME(198A)
6/13より偵察中
上昇率217.11%(株価3.17倍)
☆倉元製作所(5216)
4/29より偵察中
上昇率174.17%(株価2.74倍)
☆Japan Eyewear Holdings(5889)
5/5より偵察中
上昇率108.85%(株価約2.08倍)
∇サンリオ(8136)
5/28より偵察中
上昇率75.76%
衰え知らずの赤三兵後の戦い、節目4300円が意識されるか?
∇コラボス(3908)NEW!
9/3より偵察中
上昇率46.33%
コールセンター向けクラウドシステムを扱う。利益大幅増額修正で更なる急伸。ふふふ、予想通りの展開であるぞ。
∇ユナイテッドアローズ(7606)
6/21より偵察中
上昇率25.65%
拙者が目を付けておったアパレル関連。年初来高値で上値を残しておろうか。利益確定はしておくように。
(紹介時からの高値騰落率で表示。執筆時点)
【一騎騰千、利食い千人力であるぞ】
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