全体フォロー:外国人投資家の日本株買い姿勢は大きく変化しないはず
あすなろは、この「妄想系」シナリオを、「ほぼ全く実現可能性無し」と考えます。
まず、目先の日本の株式市場を取り巻く環境については、大きなリスクシナリオは無いものと考えています。
https://www.youtube.com/shorts/2iHLwimqGVk
・自民大敗は無いだろう
・ただし、石破政権下での防衛関連も短命だろう
そこで本日の全体フォローでは、あすなろが、ポジティブ視している足元の重要ポイントをご紹介する事で、会員様各位に、「過度な悲観視こそキケン」とのご認識こそをお持ちいただきたい、と考える次第です。
早速行きましょう。
ポジティブ視している重要ポイントは以下のとおりです。
★外国人投資家が政局混乱を理由に日本株を売る可能性は低い★
仮に自民党が選挙に負けても、外国人投資家が政局混乱を理由に日本株を売る可能性は低いものと考えます。
むしろ、「政治改革」が進むと考えて、日本株の買い姿勢を強める可能性さえあるように思います。
外国人投資家にとっては、足元の日本のコストプッシュ型のインフレは、完全に「対岸の火事」に過ぎず、現政権が、経済対策という名目で、インフレを抑え込む事を歓迎してはいないように思います。
「財政出動して、国民の可処分所得を上げ、消費意欲を刺激する」事のみが外国人投資家の関心事項と思われ、与党だろうが、野党だろうが、「政治改革」に該当する事項は、小手先の予算配分による支援では無く、「財政出動」と考えている可能性が高いわけです。
この「財政出動」の可能性が、日本よりも中国の方が早い/高いと思ったからこそ、足元では中国へ投資マネーが急激に流れ込んだわけで、外国人投資家の関心はその1点だけにあるように思います。
★政府による「財政出動」の第一歩は、ほら、アレですよ★
申し上げるまでもありませんね。
東京メトロの上場です。
東京メトロ株は政府が53.4%、東京都が46.6%を保有しており、上場に合わせてそれぞれ半分の株式を売り出したものと目されます。
売り出し総額は3486億円ですから、政府はおよそ1861億、東京都は約1624億を手にしたわけです。
「財政出動の一環だ」とでも政府が発言すれば、外国人投資家は日本株への買い姿勢を強める事でしょう。
★GPIFをはじめとする年金運用体を中心
に、国内の機関投資家勢のポートフォリオ内のウェイト見直しが進む★
足元で本格化し始めている3月決算企業の決算発表では、外貨(主に米国)建て債券の「為替差損」を計上する企業が散見されます。
兼ねてから囁かれていた、GPIFが外債のウェイトを落とし、日本株の比率を引き上げる可能性は大きいものと考えます。
当然ながらこのスタンスに追従しようとする運用体が相次ぐ事で、日本株には大きな買い需要が見込まれる事となりましょう。
★バークシャーハザウェイの円建て起債からも外国人投資家の日本株買いが連想される★
外国人買いが大きく取り沙汰されるようになったキッカケは、バークシャーハザウェイによる日本の商社株の買いだった事は、会員様各位のご記憶に新しい事でしょう。
バークシャーハザウェイのみに留まらず、今回も外国人投資家が相次いで日本株を買う可能性は大きいものと見ます。
★過去の与野党政権交代時には日経平均が上昇した経緯も★
過去4回の与野党の政権交代は株高につながりました。
政権交代自体が株の売り材料としては機能しない事が窺えましょう。
・1993年:宮沢内閣⇒細川内閣 日経平均の年間騰落率+2.9%
・1994年:羽田内閣⇒村山内閣 日経平均の年間騰落率+13.2%
・2009年:麻生内閣⇒鳩山内閣 日経平均の年間騰落率+19.0%
・2012年:野田内閣⇒第2次安倍内閣 日経平均の年間騰落率+22.9%
『選挙は買い』というのも、『政権交代は売り』というのも、理論的根拠に欠ける「ヤジ」の類に過ぎないように思います。
会員様各位におかれましては、是非とも、そうした「ヤジ」や、「一時的な」投資マインドの後退による全体相場のセンチメント悪化に惑わされる事無く、冷静なご対応をお願いしたいと存じます。
従前どおり、下記のような投資スタンスを継続してまりましょう。
『慌てて狼狽売りやリスクオフする必要は無し』
『余裕資金があれば、むしろ、下落時の切り返しを狙って買い目線で臨む』
『余裕資金枠を作る為に、利益確定はこまめに行う』
『ポジション調整に悩む際には、あすなろに相談』
このように、冷静に考えれば、今この調整は仕込みのタイミングだろうとお気付きになられた方も多いかと存じます。
来週以降は景色がガラリと変わる期待がありますので、ハロウィンジャンボでご当選された方は目標株価10~5倍銘柄をしっかりとお買付けください。
今のうちに種蒔きをして秋の実りを収穫してまいりましょう。
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