【銘柄あり】IPOの当選について
▲ポーズを決めるロシアンブルーのメス猫リジー。
おはようございます。
昨今は業績がメタメタでも、「自社株買い」などの資本政策でなんとか株価を維持している印象との指摘を木村氏が。
確かに「自社株買い」はPBRも上昇するし、バリュー株にとっては一石二鳥なのかも。
でも最終的に株価を決めるのは業績の成長率だと思うし、その点銘柄選別はご注意を。
多分、今後低PBR企業の多くが業績と自社株買いをセットで発表してくるかもしらん。
さて相場はドル/円が上昇し、完成車や部品メーカーが上がってる。
後者も低PBR銘柄が多い印象なので、業績もしっかりチェックしておいた方がいいかも。
日経平均株価の上値は重そうだけど、グロース250指数は堅調。
とっくに7月高値と8月安値の半値戻しは達成してた(589.92)けど、モメンタム(騰勢)が追い付かなかったから全値(697.56)まで浮上するにはもう少しガソリンが必要だね。
それがこれからの決算発表だよね。
内需系の中小型グロース株群がどうなってくるか楽しみ。
個人様の信用評価損益率は昨日チェックした通り、悪くないみたいだし、需給は良好と見て良さそう。
さて、あなた様はジェームズ・ブキャナンという経済学者をご存じだろうか?
彼は変人と呼ばれたノーベル経済学受賞者でいわゆる制度学、シカゴ学派に属する。
常に食いしばったような口元には、まるで他の経済学者の愚痴を言うのを常に我慢してそうである。
彼はデフォーのロビンソン・クルーソー経済学を従僕のフライデーの存在も前提とした戦略的ゲーム理論の観点から論じる。
つまり、「何もロビンソン・クルーソーの幸せだけが正解じゃない(マサト)」。
経済学は置かれた環境の中で各個人「が」効用を最大化するためのゲームではなく、従僕のフライデーの選択をも主体としたゲーム理論なのである。
めっちゃややこしいね。
となると、各個人の「主観的」な「行動」経済学は否定される。
合理的行動ではなく「配分」を重視するってことよ。
ゲーム理論については以前本稿で論じた通りだが、この2人の効用最大化は「非協力的ゲーム」になるから、何かしらテコ入れが必要になる。
各個人の行動が合理的でありそれに基づいた政策を行うケインジアン的な経済政策もここで否定される。
つまり今まで論じられてきた「効用の最大化(理論)」が、「経済の失敗」を生み出すということだ。
なぜなら各個人が効用を最大化しようとすると、いわゆるパレート最適の状態、「囚人のジレンマ」状態となるからである。
どちらとも最適と「思われる行動」は必ずしも社会全体の各プレイヤーの効用を最大化できないし、どちらかの効用が最大化されると一方は効用が低下することになってしまう。(各個人の効用はトレードオフっていうこと)
この「最大化パラダイム」を指摘したブキャナンは、非協力的ゲームを協力ゲームに戻す方法論を定義。
確かに資本主義って、誰かが得をすると誰かが失敗するように思える。
それを政府が是正するのがアタリマエってなってるけど、それってセーフティネット、つまり最低限憲法で保証されている生活水準、つまり生活保護だよね。
経済学の理論からすれば、みんな幸せにしないといけない。
最低水準の生活がホントに幸せか?
「何言ってんだ? マサトは頭のネジが外れたのか?」
って思うかもしれないけど、これがホントなの(確かに頭のネジが外れてるのは本当かもしれないけどね)。
生活保護を受けてる方が、彼のとれうる最大の効用を得ている訳じゃないよね、多分。(もしそうなら彼は「フリーライダー(タダ乗り)」、税金の無駄遣いだね)。
経済学を学ぶために講義を受けて最初に教授が放った言葉が
「経済学はみんなを幸せにする方法を研究することだってばよ」
だったんだよね。
さて、結論から言うと、ブキャナンは「市場経済学の帰結はパラドックス」であることを指摘した、まずこれがビックリすることだよね……。
彼は制度経済学派と言われるんだけど、さっきのロビンソン・クルーソーの例に例えると、彼とフライデー、両者共に相互利得を保証することが制度が重要ってこと。
「見えざる手」って経済学の創始者とも言われるスミスは指摘したんだけど、もうこの手はボロボロだよね。
なーんにも機能してないんじゃね?最早。
政府が市場等に介入しないと、倫理も何も破壊された世界になっちゃう(『倫理の経済学』,1997)。
(ジョン・ロック=自由主義を主張、ホッブズ=権威主義を主張、これらの理論も必須な経済学って奥深いね!)
そしてブキャナンは、制度やルールを設定することで各人の選択範囲を拡張することで各個人に対する資源の最大化を求めたんだ。
最近の経済学は「行動経済学」≒「心理学」と揶揄されるけど、こういった制度学派の経済学もあるんだ。
だからブキャナンは自身を「立憲主義」と論じたんだね。
憲法やルールを設定すること、政府や官僚が家計・企業の効用最大化の理論的行動に基づく政策提言をすること(=ケインズ学派の理論に近い)を否定した、納得しやすいこんな経済学を論じた変人のブキャナンってスゴイね。
まぁ、私ことマサトも変人と呼ばれる。
なぜかって、それは「ふわっとした」この世の仕組みを「理論的かつ哲学的に論じたがる」ことにあるからだろう。
つまりこの世の真理を常に研究しているってこと、もちろん「株式投資」も。
「株式投資」なんて、経済学の教科書でやる問題みたいなもんだし、簡単って考えたいけど……。
ちなみに株式投資は自身の効用を最大化させればよい、だってこれは「投資」だからね。
決して生活ではないんだ。
つまり、理論的株価の各変数に着目し、それらが上昇しやすいようなビジネスを行っているような、あるいは業界に風が吹き続けるような企業株を選択すれば正解だろう。
時間はかかるけど、50%を51%にさえできれば、あとは投資しておくだけさ。
このように株の研究ばかりしていることも高じて株ドクターってあだ名がついた訳だ。
基本的に業績が良好かつテーマが良好ならば、理論的株価の変数であるEPS(一株当たり当期純利益)と人気度ともいわれるPER(株価収益率)は上がりやすいと思う。
そんな企業を見つけて、保有し続ければ知らんうちに含み益は増大してるんじゃないかな?
もちろん株価が途中下がる事もあるだろうけど、常に自分のシナリオを信じて持ち続けることって大事だと思うよ。
さて今日は変人特集だから、まだ上場さえしてない処方箋銘柄をご紹介。
当選したらいいね(他人事)。
(本当は当選システムなのかな~? そこも証券会社のゲーム理論の観点から考えてみようよ^^)
それではお大事に。
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■ マサトがご紹介した銘柄
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そろそろ上場で期待アリの銘柄
ククレブ・アドバイザーズ(276A)
グロービング(277A)
Terra Drone(278A)
本日で募集終了。急いでくださいね。
億男Wのぶっこみ大儲け銘柄(****)HOT!!
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■ マサトがご紹介した銘柄の動向
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コムチュア(3844)HOT!!
配信日:2024年10月29日
高値騰落率は36.44%。コラムをスタートして早速好スタート。
IMV(7760)NEW!!
配信日:2024年10月24日
高値騰落率22.44%。テーマの宝石箱や~(彦摩呂風)。
IDHD(4709)HOT!!
配信日:2024年10月31日
高値騰落率は18.29%。ご紹介日翌営業日に大陽線での急動意付きと、次営業日の更なる大陽線。涎が出そうなチャート。「
ダイセキ環境ソリューション(1712)
配信日:2024年10月22日
高値騰落率は9.54%
ジリジリと下値を切り上げ中。こういう上がり方も好きな方多そう。1260円抜けたら軽くなるかも♪
さみしい。
億男W氏の銘柄祭りが今日で終了するなんて。
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