千客万来！よくぞ参った！そなたの来訪、心から嬉しく思うぞ。

すっかりと気温が下がり冬の足音が聴こえて参ったな。ご愛読いただいておる諸兄姉らは風邪など引いてはおらぬか？

拙者は柚子湯や葛湯を愛飲しておるぞ。

さて、年の暮れも意識し始める頃合いにおいて、もしかすると気になるのは懐の方のあったかさかも知れぬな。

夏の一連の乱高下で手痛い打撃を被(こうむ)った者らは兎角に「短期狙い」が好きであるように感じる次第。

それはそうである。心中お察し申すぞ。分かるぞ、痛いほどにな……。

株式投資の世界で、「短期的に大きな利益を得たい」という欲求は尽きぬ。

そして、その欲求に応えるかのように、様々な投資手法が世の中では提案されておる。
その一つにIPO（新規株式公開）投資があろう。
IPOは、未上場企業が初めて株式を公開し、一般投資家に購入の機会を与えるものである。

IPOは、しばしば「初値が公募価格を大幅に上回り、短期間で大きな利益を得られる」と喧伝される。

確かに、IPO銘柄の中には、上場直後に株価が急騰し、投資家に大きな利益をもたらすものもあるな。
しかし、それはあくまでも一部であり、それを見抜くには先見の明と売り抜け時を見誤らぬ冷静沈着さが必須。つまりIPO投資が必ずしも短期的には成功するとは限らぬのだ。

IPO銘柄の多くは、上場直後に「初値高騰」という現象を見せる。これは、新規上場への期待感や、限られた数の株式を多くの投資家が欲しがるために起こる現象である。

だが、少々待たれい！
＜ﾄﾞﾄﾞﾝ＞


この高騰は、いわば「ご祝儀」のようなものであり、その後は多くの場合、騰がった頃には上級者は売り抜け、株価は下落に転じる。そして初心者は高値掴みとなる可能性がある。

これは、謂わば「新(王朝)」が誕生した直後、ごく短期間の繁栄の後、再び混乱期を迎える歴史に似ておるな。
新の王莽(おうもう)※1　が短期間で滅亡し、その後、劉秀（光武帝）※2　が後漢を興したように、IPO銘柄も、一時的な高騰の後、真の価値が評価されるまでには時間がかかることが多い。

IPO投資で短期的な利益を狙うことは、いわば「新の王莽」を見極めるようなものである。
確かに、新の王莽は短期間のうちに大きな勢力を築き上げたが、その栄華は長くは続かなかった。
一方、劉秀は、長きにわたり安定した後漢を築き上げた。IPO銘柄も同様に、短期間で大きな利益をもたらす銘柄もあれば、長期的には安定した成長を続ける銘柄もある。

つまりIPO投資で短期狙いを成功させるためには、「新の王莽」と「劉秀」を見分ける能力が必要となると言う事。
具体的には、企業の業績、成長性、競争力などをしっかりと分析し、その企業の将来性を評価する必要がある。さらには売り抜け時が何時なのかを冷静に見極められねば厳しかろう。

しかし、このような分析には、高度な知識と経験、判断力が必要であり、初心者には難しいと言えような。

ではこたびはそんな上級者に向けて新規公開予定の銘柄を幾つか紹介いたそうか。

まずは2024/12/26 (木)上場予定のvisumo（303A）である。画像、映像を収集し使いやすい形にしておくことで事業者が簡単にインスタグラムやXなどのSNSで活用しやすくするサービスを展開しておる。中々に興味深い事業内容であるぞ。

次はブランドバッグのサブスクリプション型シェアリングと言う今後の時流に合いそうな興味深い事業を扱う、ラクサス・テクノロジーズ（288A）である。売上高も伸び、利益も投資期間を抜けた印象がある。こちらは2024/12/13 (金)上場予定のようである。

最後は2024/12/25 (水)上場予定の、未来イノベーションcompanyことMIC（300A）である。
販促における総合支援事業を展開し業務改善コンサルティング、販促物の印刷/製造などを総合的に請け負う企業であるな。
あと、これはあくまでもごく個人的な好みで豆知識であるが、同社の常務執行役員で事業本部長の谷口大輔氏は、お笑いコンビオードリーの2人と同級生で3人目のオードリーと呼ばれる知る人ぞ知る存在であったりするのだ。

以上である。

ではここで光武帝、劉秀いわく

「疾風に勁草（けいそう）を知る」
意訳「風が強い時こそ、本当に強い草がどれなのかが分かるだろう」
後漢書より


厳しい時こそ、投資家としての資質も試されようと。そんな話である。

結論として、拙者個人の考えとしてIPO投資は、決して上級者以外には推奨するものではない。特に、初心者にとっては、より地に足のついた投資方法を選ぶべきである。
もし、IPO投資に挑戦したいのであれば、事前に十分な知識を身につけるのであるぞ！


【次回予告】「今こそ投資をすべき数学的理由」

乞うご期待……

～　言の駿馬で次回も駆けて参ろうぞ　～

アスナのおまけ註釈

※1王莽（紀元前45年頃 - 23年）
新王朝を建てた中国の歴史上の人物。前漢の王室の出身であり、外戚として権勢をふるい、やがて自ら皇帝となり、新王朝を建てた。しかし、彼の理想主義的な改革は現実と乖離しており、貨幣制度の改革や私有地の没収など、多くの政策が失敗に終わった。結果、民衆の反乱を招き、新王朝はわずか15年で滅亡した。王莽は、理想と現実のギャップ、改革の難しさを象徴する人物として歴史に名を残している。

※2劉秀（紀元前6年 - 57年）
後漢の初代皇帝。新王朝末期の混乱期に、各地の反乱軍を平定し、漢王朝を再興した。その統治は安定しており、漢王朝は光武中興と呼ばれるほどの繁栄期を迎えた。劉秀は、武勇だけでなく、政治手腕にも優れており、民心を掌握し、多くの優秀な人材を登用した。彼の治世は、中国の歴史において重要な転換期となり、後世に大きな影響を与えた。

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　アスナの偵察中銘柄
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visumo（303A）
ラクサス・テクノロジーズ（288A）
MIC（300A）

【年末ジャンボ2024】あすなろドル箱銘柄-PREMIUM-（****）注目!

※アスナが取り上げておるのはあくまでも【紹介】であり推奨ではありません。株価の上昇を約束するものではなく、投資の最終的なご判断は自らの責任でお願い致します。

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　偵察中銘柄の戦況伝達
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☆＝紹介後 株価2倍超え銘柄☆

☆ビート（9399）
8/9より偵察中
上昇率300.33％(株価約4倍！)

☆グランディーズ（3261）
6/20より偵察中
上昇率239.59％(株価約3.3倍)

☆リベルタ（4935）
7/2より偵察中
上昇率220.83％(株価約3.2倍)

∇サンリオ（8136）hot!
5/58より偵察中
上昇率107.44％
紹介時より2倍を超え、まだ上値を追うか
綺麗な右肩上がりで極端な下値不安には乏しそうである。

∇ディーエヌエー（2432）
9/9より偵察中
上昇率59.47％
節目2500円クリアで予想通り騰勢衰えず。
しっかり利食いをしておくのだぞ。

∇GMO-AP（4784）NEW!
7/5より偵察中
上昇率23.54％
やはり再び上り始めたな。
本日さらなる窓開け急騰である。利益を当たものは褒めてつかわす！

（紹介時からの高値騰落率で表示。執筆時点）

【一騎騰千、利食い千人力であるぞ】

【年末ジャンボ2024】あすなろドル箱銘柄-PREMIUM-は申し込みを済ませたであろうな？

年末ジャンボにてしっかり夢を見ねば年は越せぬ。

締め切り間近！大至急、下記より本日中の申し込み必須である！
（※購入済み、対象外、ログイン前の方、またキャンペーン終了後には表示されません）
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