株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2024-12-09 11:30:00

後場の注目株

200日線トライで一段高期待の銘柄など3選

トラース・オン・プロダクト(6696)
デジタルサイネージ端末など電子看板用IoT機器やシステム受託開発。
前週末に発表の3Q累計決算は売上高が2億9100万円(前年同期比48.5%増)、営業利益700万円(前年同期7500万円の赤字)、最終利益500万円(同8200万円の赤字)と黒字転換に成功。システム受託開発案件の受注が堅調に推移しており、引き続き販売パートナーと共に営業拡大を推進し、通期黒字化の達成を確実に目指す模様。本日前場は200日線を一時突破。目先はこの付近が上値抵抗ラインになると思われ、押し目を監視。

エムケイシステム(3910)
社会保険や労働保険に関する電子申請システムや総務系業務システムを提供。
上期業績は新製品リリースの遅れや円安の影響による運用コストの負担増が響き、営業利益は1億2500万円の赤字(前年同期は3億4200万円の赤字)。一方、新製品「社労夢FOREVER」のリリースなどにより、売上高は前年同期比35.9%増の8億2700万円で着地している。下期に向けてはクラウドサービス収益の拡大で利益確保を目指し、前期減収減益からの黒転見通しは変わらず。なお、前期は赤字ながら、基本方針に基づき配当は実施されており、今期も同様の4円を計画。前場の株価は200日線を捉える動き。

ジャパンディスプレイ(6740)
中小型液晶パネルの大手。不採算事業の撤退で経営再建中。
先週は世界初の開発となる「eLEAP+HMO」の高性能32型車載用ディスプレイについて詳細を公表。車載向けでは1つのディスプレイで運転席と助手席それぞれに対し異なるコンテンツを提供し、飛躍的な高画質化に成功している。その他、11月にも世界で初めて微生物増殖の様子を透過光で連続観察かつ高速解析できるシステムを開発し、今12月より発売開始の流れとなった。株価は安値圏を推移中で夏以降は出来高が増加傾向にあり監視中。ただ、赤字拡大で継続企業注記銘柄のためその点には注意が必要。

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック