株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-01-02 15:00:00

木村泰章の機関投資家が読むコラム

新年スペシャルコラム:変化を怖れず、チャンスと捉えよう Part1/2

新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

私、今年は昨年まで以上に、株式市場における個人投資家層の存在感がクローズアップされるもの、と考えております。

なぜならば、マーケットのフォーカスは、日経平均やTOPIXといった株式指標の動きばかりが重視されていた局面から、「森より木を見る」的に、個別銘柄こそが着目されやすい局面へと移行するものと考えているからです。

外国人投資家と共に、個人投資家が「主要な市場参加者」として認知される年になるのではないか、と期待しております。

ですから、会員様各位におかれましても、「主要な市場参加者」としての自覚をお持ちいただいて、常に前向きに株式投資にお取り組みいただきたい、と考える次第です。

本日と明日は、新年スペシャルコラムと題しまして、2話連続で会員様各位の「マインドセット=お心持ち」に関する私なりの見解を、ご提言申し上げたいと存じます。

「変化を怖れず、チャンスと捉えよう 」
これこそ、リスク投資の根本姿勢と申し上げても宜しいでしょう。

従前は、巨額の投資資産を運用する大手機関投資家ほど、「ボラティリティを嫌う」傾向が強い、との見方が市場関係者の一般的な共通認識だったように思います。
しかしながら現在では、この見解が、「やや曲がっている」(=やや間違っている)との指摘こそが主流となっています。

巨額の資金を運用する機関投資家が「嫌う」のは、「不確実性」であり、「不確実性」こそを「リスク」と認識している一方で、市場が正常に、合理的に機能しているのであれば、むしろボラティリティ(変動)は「チャンス」であるとの見解こそが増えているようにも思います。

大手機関投資家勢が安定的な運用を目指している事は言うまでもありませんが、とは言え、ボラティリティが低下すればするほど、値動きは乏しくなるわけですから、「動かないマーケット」が歓迎されるのではありません。

「不確実性が乏しく」、「適度なボラティリティが存在し」、仮に一方通行的な方向感の偏り(過剰反応)があっても、それを一過性のものとして修正する「市場の合理的な機能が保たれている」状態こそが歓迎されるわけです。

逆説的には、「動かないマーケット」が歓迎されないのですから、「マーケットは変動して当然」であり、「変化が無ければキャピタルゲインも期待できない」事になりましょう。

だからこそ、「変化こそがチャンス」であると申し上げて宜しいように思います。

同様に、広く知られている一般論に、株価は「景気の先行指標/景気のバロメーター」という考え方があります。
景気のバロメーターだからこそ、景気より先行して動く傾向があり、景気回復が見込まれれば、株価も上昇するという理論です。

しかしながら、個人的には、この考え方/理論も、「やや曲がっている」ように思っています。

株価が景気を、経済状況を、参照する傾向を有している事はモチロンですが、マーケットや株価が理論的に合理的に動かない局面はしばしば訪れ、仮にその局面を「異常」と定義するのであれば、「異常な局面こそが長い傾向アリ」と言っても宜しいかもしれません。

「異常な局面こそが長い」のであれば、そんな状況こそが「平常」でありましょうから、実は、「マーケットや株価に合理性は乏しい」と認識するべきなのかもしれません。

もうちょっと、「へ理屈」を続けましょう。

マーケットや株価に合理性は乏しい」と仮定するならば、では、マーケットや株価の「変化・変動要因」は一体何なのか?

あくまでも個人的な見解ですが、私は、投資家の「心理状態」と、投資家の「勝手な思惑」と、投資家にとって「都合の良い過度な期待」などが、マーケットや株価を動かしているケースこそが多い、と認識している次第です。

ひょっとすると、これからの、株式市場関係者に求められる資質は、経済学の理解度や専門的なチャート分析力でも無く、付和雷同型の群集心理を分析するような心理学なのかもしれません。!(^^)!

さて、私が個人的に、最も「言い得て妙」と実感している相場格言は、むしろ、「株は美人投票」一択と申し上げても宜しいかもしれません。

マーケットが20年以上前と大きく変化した点は、何よりも「市場参加者」でありましょう。
投資主体として海外投資家の存在が最も大きくなり、ここ数年では、政府の旗振りによって個人投資家も増加の一途を辿っています。

更には上場企業が、以前にも増して、株主からの視線や提案や、株主還元等を意識し始めた点も、大きな変化と言えましょう。

つまり、上場企業の業績推移を株価が反映する事はモチロンの事ながら、その株価は「投資家や株主の評価」によって、「美人投票」的に動かされている、と申し上げても宜しいように思う次第です。

明日のPart2/2に続く。



執筆:木村泰章

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