株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-02-26 15:30:00

木村泰章の機関投資家が読むコラム

小額投資、応援します!米国株投資という選択肢のご提言

「投資は余資で」というのが鉄則ですが、「キレイ事」を申し上げるつもりはありません。
「資産形成ステージ」に挑まれている個人投資家様に「余資」なんて無いよ、というのが実情でありましょう。

「ゼロ金利時代」には、貯蓄ではリターンが期待できないから、資産増大の為に株式投資を始める個人投資家が圧倒的に多かったように思いますが、「金利のある時代」に突入し、モノやサービスの価格が上がるインフレ下では、おカネの価値自体が減ってしまう為に、その「防御策」として株式投資/運用を始めたという方々も多いものと存じます。

おそらく、投資ご予算は30万円しかないけれど、なんとか、その30万円を減らさないように少しでも増やしたい、とお考えの個人投資家様が圧倒的に多いのではないでしょうか。

『減らさないように少しでも増やしたい』が大前提という方々は、やはり、投資/運用の王道であるところの、「長期・積立・分散」というスタンスに沿って、投資信託やETF等に積立投資を行う事が「無難」でありましょう。

一方、『どうせリスクを取るならリターンは大きく狙いたい』という方々もいらっしゃるでしょう。
投機性が強くなってしまう事は承知のうえで、「ハイリスク・ハイリターン」狙い、という方々ですね。

これは、「ご資産の運用」というよりは、「ハイリスク投資」そのものです。
ただし、「ハイリスク」という点はご認識なさられていても、「ハイリターン」という点については、どうも、勘違いなさられているケースが多いように感じます。

そもそも、「ハイリターン」って、どれくらいをご想定なさられているのでしょうか?

当コラムでも常々ご指摘している、「期待リターン」を、会員様各位が、ご自身のご事情に照らして、「なんとなくでも」見積もる事が、株式投資/運用のうえでは非常に重要です。
その期待リターンに、係るリスクが見合っているかで、投資/運用の「妥当性」が「計測」されうるわけですから、妥当であろうとあるまいと、期待リターンの見積り無しに「投資」行動は成立しないとさえ、申し上げても宜しいかもしれません。

株価は概ね1日で7%を超える上昇となると「大幅上昇」と見なされる事が多く、株価は大幅上昇したのに、「大して儲かっていない」とお感じになる事があるかもしれません。
しかしながら、理論上は、1日で7%超の評価益が出れば、「運用」上は上出来なのです。

銀行の普通預金の利率が年10%を超えれば、個人投資家の株式投資離れが進むとの指摘もあり、となると、年間のリターンが20%にも達すれば、投資/運用としては「大成功」の部類に入ると申し上げて宜しいでしょう。

これを「たかが20%」とお考えになるのであれば、結局のところ、投資額自体を増やさなければ、満足のいく投資成果は得られない事になります。
なぜならば、個人投資家の皆様の期待リターンの根幹は、「利幅」であって「利率」では無い傾向が強い為です。
一方で、投資額の増大は、リスク資産への投資額の増大ですから、結局のところ「ハイリスク」という投資になってしまう事でしょう。

「30万円の投資資産を1年間で100万円にしたい」というのは、理論上決して不可能ではないものの、その「達成確率」は非常に低い事は会員様各位が既にご認識いただいているとおりです。
上掲の例になぞって試算すれば、30万円のご投資が、1年間で36万円になれば「大成功」なのですから、株式投資の「一般的な」期待リターンは「20%増えれば御の字」という事になります。

30万円のご投資ならば年間で6万円儲かれば「上出来」という事を、なんとなくでもご認識いただく必要があるわけですね。

となりますと、「ハイリターン」の「モノサシ」としては、「年間で20%超のリターン」か、「ごくごく短期間での20%程度のリターン」のいずれか、が「妥当」であろうと考えられます。
つまり、「1か月で5割のリターン」などという目論見は、期待し過ぎであって、なかなか実現せず、なによりも、「1か月で株価が5割下落する可能性」をも含んだ、「ハイリスク投資」であるとご認識なさるべきでありましょう。

「安定運用」を目指す方々だけでなく、承知のうえで「ハイリスク投資」を行う方々も含めて、投資対象としては『不適格』と目される銘柄は、ズバリ、【疑義注記銘柄群】です。

継続企業の前提に関する注記がある「GC銘柄群」には、株価の下落リスクだけで無く、『倒産リスク』があるわけですから、リスクは「最大」と見るべきで、リスクとリターンのバランスが非常に悪いからこそ『不適格』なワケです。

こうした銘柄群の株価は、ごくごく低位で、100円以下というケースも珍しくありません。
小額投資の個人投資家が、ついつい手を出してしまいがちな銘柄群ですが、『不適格』ゆえに株価が低位に位置しているという点こそを、重々ご認識ください。
もちろん、疑義注記が削除されれば、株価は大きく上昇する可能性はあるものの、そこに過度な期待は禁物と申し上げたいと存じます。

「小額投資で値上がり益も狙いたい」という方々には、1株から買える米国株を、時間分散、価格分散しながら、コツコツ積立投資する、との選択肢こそをご提言申し上げたいと思います。



執筆:木村泰章

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 個人的に注目している銘柄
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◆【米株即日助言銘柄「ザ・イーロン・マスク」】

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 私のコラムで紹介した銘柄
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◆ANAP(3189)
 本日も逆行高で銘柄公開後の高値を更新しました。
 コラム内でご紹介した疑義注記銘柄でから、利益確定を優先し、ここからの買いはキケンと見ます。
 昨年4月5日のご紹介時からの高値騰落率174%。

◆TIS(3626)
 国内大手証券が目標株価を引き上げた事を材料に7%超の大幅高!
 株価急伸を利用して一旦利益確定を優先しましょう。
 1月16日のご紹介時からの高値騰落率22.37%。

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 単発スポット銘柄の見解
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◆≪緊急即日公開銘柄2024[第1弾]≫ 
 第2利確ポイントをクリア!
 おめでとうございます♪

◆≪ハイエンド大資産銘柄≫ 
 全体相場が冴えない展開の中にあっても小じっかりの展開でした。
 近日中に25日・75日移動平均線のゴールデンクロスも示現しそうです。

◆≪木村泰章の1億円銘柄≫ 
 全体相場に連れ安してしまいましたが、本日も機関投資家と思しき買いが流入していたものと見ます。
 ご心配無く。


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