今じゃない知れませんよ、その銘柄は
今回は「機を読むこと」に注目してお話して参ります。
今日の株式市場では、多くの投資家が成長の可能性を秘めた銘柄を探し求めています。
その中で、高級レストラン運営で知られるひらまつ(2764)も、そのブランド力や将来的なインバウンド需要への期待から、一部の関心を集めているかもしれません。
しかし、現在の同社への投資を検討する際には、「時期尚早であり、まだ機が熟していない」という見方もできると推測します。
ひらまつは、高級レストランを主力とするビジネスモデルゆえに、景気動向や消費者の外食志向に左右されやすいという特徴を持っています。
足元の業績を見ると、売上高の減少など、改善に向けた道半ばにある状況がうかがえます。
確かに、日本を訪れるインバウンド(訪日外国人観光客)の増加に伴い、同社のレストランを利用する客数は伸びているとの報道もあります。
これは明るい兆しではありますが、それが売上全体の本格的な回復や利益率の改善にどれほど貢献するかは、まだ明確ではないと考えられます。
コロナ禍からの回復過程にあるとはいえ、既存事業の収益力回復には、引き続き時間を要する可能性があると見るべきでしょう。
さらに、同社は将来的な成長戦略として、2030年までに約24.6億円を投じて9店舗を新設する計画を掲げています。
これは、積極的な事業拡大を目指す姿勢を示すものとして評価できるかもしれません。
しかしながら、この大規模な投資が、実際に売上高の大幅な増加や利益率の向上にどの程度結びつくかは、現時点では未知数な部分が多いと言わざるを得ません。
新たな店舗の出店には、初期投資がかさむだけでなく、安定した顧客基盤の確立や人材の確保、ブランド力の維持といった様々な課題が伴います。
これらの投資が実を結び、企業価値の向上に繋がるまでには、相応の時間が必要となるでしょう。
現段階で、ひらまつへの投資を検討することは、回復途上の業績と、将来の投資計画が不確実な段階にあるというリスクを抱えることになります。
投資家としては、堅実な業績改善の兆しや、新規店舗の収益貢献が明確になるまで、冷静に状況を見守る姿勢が求められるかもしれません。
まとめ
ひらまつへの投資は、インバウンド需要の恩恵や積極的な出店計画という期待感があるものの、売上減少からの回復は道半ばであり、大規模投資の成果もまだ不確実です。本格的な業績改善や投資効果が明確になるまで、投資判断は時期尚早であり、機が熟すのを待つという選択肢も賢明であると考えられます。
※本記事は、投資に関する情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。投資の最終決定は、ご自身の判断で行ってください。
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■本日の取り組み注意銘柄
ひらまつ(2764)
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