株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-08-15 11:30:00

後場の注目株

安値圏からの赤三兵銘柄など

シード(7743)
コンタクトレンズの製造・販売。
直近発表の1Q決算は営業利益が6億3000万円(前期比53.7%増)と大幅増益。Pureシリーズの納期正常化と価格改定前の駆け込み需要が寄与している。2号棟別館稼働による生産能力増強が粗利率向上に貢献した一方、円安による輸入コスト上昇が収益を圧迫したが、前期の本社移転費用がなくなり販管費が減少。通期業績見通しは売上高370億円(前期比11.3%増)、営業利益20億円(同28.0%増)と期初計画を維持。鴻巣研究所4号棟第一期計画完了により生産能力7900万枚への拡大が予定されており、コンタクトレンズ市場の拡大と高付加価値製品投入により持続的成長が期待される。株価は今の水準を維持できれば月足は安値圏からの赤三兵となる。

レント(372A)
建設機械・産業機械のレンタル事業を全国展開する業界大手企業。
7月に発表された前期決算は売上高490億8800万円(前期比12.4%増)と2桁増収。さらに営業利益39億600万円(同22.8%増)、経常利益34億4400万円(同23.2%増)と大幅増益。インフラ整備需要の拡大と適切な費用管理、老朽化レンタル資産の売却増加が収益向上に寄与している。今期見通しは売上高540億円、営業利益43億円、経常利益40億円と引き続き高成長を計画。配当は前期180円から今期210円へ30円増配を予定し、配当性向29.6%と株主還元も充実している。建設業界の人手不足を背景としたレンタル需要の構造的拡大と、全国ネットワークを活用した事業展開により、中長期的な成長基盤が確立されている。4期連続最高益更新が期待される成長株として注目。

ラキール(4074)
エンタープライズモビリティ管理やデジタルワークプレースを構築。
今週発表の2Q累計決算は、売上高は前期比2.9%増と微増収ながら、営業利益6億700万円(同38.9%増)、経常利益6億900万円(同43.8%増)と大幅増益となり、収益性の改善が顕著となった。主力のLaKeel HRライセンス売上が前期の2倍以上に急拡大し、高付加価値サービスへのシフトが奏功している。同時に通期業績予想を上方修正し、営業利益を8億円から9億1200万円(14.0%増額)、経常利益を7億8500万円から9億900万円(15.8%増額)へ大幅に引き上げ、2期ぶりの最高益更新見込みとなった。広島県呉市に新拠点開設も発表し、全国展開の加速と事業基盤強化により、持続的な成長が期待される。発表後の株価は出来高を伴って急伸、5月の戻り高値更新。その後調整が入るもリバウンドに期待。

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