黒転銘柄の収益改善ストーリー
電力小売自由化に伴う切替支援事業とエネルギー関連SaaS事業を展開。
直近1Q決算で売上高15億4600万円、営業利益1億9800万円のV字回復。さらに営業利益の通期予想を1億3000万円から3億5000万円へ大幅上方修正した。売上営業損益率も前年同期の-49.3%から12.8%に急改善しており、収益構造の転換点を迎えている。本社費用削減効果も寄与し、利益拡大フェーズへ移行した。ただし持分法による投資損失3億8200万円の影響で経常損失1億9700万円となったが、これは関連会社への先行投資によるもので本業の改善傾向は明確だ。決算発表後の株価は上値追い指向で、エネルギーDX関連の注目テーマとしても期待は高いと見る。チャートは昨日でゴールデンクロスを形成。
セイファート(9213)
美容業界向けサポート事業で求人広告・人材紹介・教育サービスを提供。
直近1Q決算は、売上高10億4900万円(前期比8.7%減)、営業利益400万円(同94.2%減)と大幅減益。主力の広告求人サービスが売上総利益率の高い既存掲載件数減少により7億800万円(同14.8%減)と低調で、新規掲載は増加しているものの単価の高い継続案件の減少が響いた。一方で教育サービスは英国研修の実施回数・単価向上により1億7300万円(同33.1%増)と好調。通期業績予想は据え置いており、下期での巻き返しが期待される。SEO対策や販促キャンペーン強化による集客改善に期待したいところ。前場は下値が買われる動き。
トレードワークス(3997)
証券会社・FX会社向けインターネット取引システムの開発・提供。
上期決算は赤字幅が大幅に縮小し、上期単体では経常黒字に浮上しており、収益改善の兆しが見えている。新規子会社取得効果で売上は増加基調にあり、通期計画への進捗も順調。また、決算と同時に1株→10株の株式分割を発表し、投資単位引き下げによる流動性向上を図る。多様な投資対象が生まれ、金融システム開発のニーズが高まる中、主力のネット証券システムに加えて新規事業領域の拡大が期待される。株式分割により個人投資家の参加しやすい価格帯となり、出来高拡大による株価上昇余地も見込まれる銘柄だ。株価は決算発表後の急騰から調整のターンを迎えており押し目を監視。
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