株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-09-04 11:30:00

後場の注目株

黒字転換ラッシュで注目!蘇る復活期待銘柄など

エイベックス(7860)
音楽・映像コンテンツやアニメ事業を柱とする総合エンタテインメント企業。
直近1Q決算は売上高327億3500万円(前年同期比28%増)の大幅な増収を達成し、経常損益は14億3000万円の黒字(前年同期は12億3000万円の赤字)と2期ぶりの黒字転換。営業利益率も前年同期の-5.0%から4.5%へと大幅改善している。前期は営業損失18億1900万円、経常損失17億300万円と赤字だったが、構造改革の効果が現れ始めている。音楽業界でのデジタル配信拡大とアニメコンテンツの海外展開が追い風となっており、IP創造力を活かしたグローバル戦略が功を奏しているようだ。1Q黒字転換により今期の業績回復が期待される。現状の週足チャートはゴールデンクロスを示現。

ファインシンター(5994)
自動車・鉄道向け焼結金属部品の専門メーカー。
直近1Q決算は売上高109億7400万円(前年同期比4.9%増)と5%増収で過去最高を更新、経常利益1億3400万円の黒字(前年同期は7000万円の赤字)と4期ぶりの黒字転換。前期にパワーデバイス事業で実施した構造改革の効果が現れ、売上営業損益率も前年同期の-1.1%から2.0%へと大幅改善している。通期計画の経常利益5億円に対する進捗率は26.8%と順調な滑り出しを見せた。自動車業界のEV化進展により粉末冶金技術への需要拡大が見込まれ、高精度・軽量化ニーズに対応した製品開発力が強みとなる。6期ぶりの黒字回復により、長期低迷からの脱却が期待される。営業キャッシュフローは8億1400万円と資金面も改善しており、安定成長への基盤が整いつつあると見る。前場は出来高を伴い窓を開けての大幅高。

ココルポート(9346)
障害者就労移行支援事業を全国展開、拠点数120箇所まで拡大。
前期決算は売上高63億7600万円(前期比10.9%増)、営業利益7億7100万円(同9.6%増)と8期連続増収、6期連続増益の好調な業績。今期は売上高73億5000万円(前期比15%増)、経常利益8億2000万円(同3.3%増)と7期連続で過去最高益更新を見込む。既存エリアでのドミナント戦略と新規出店により着実に事業基盤を拡大している。注目すべきは配当政策の大幅変更で、前期配当を無配から47円に増額し、今期は61円(前期比14円増配)を予定する配当利回り3.5%超の魅力的な水準。昨日は光通信が大株主に浮上したことも明らかになった。前場は窓開け急伸。

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