逆境から這い上がる注目3銘柄
書籍や雑貨などの複合店「蔦屋書店」を展開。
昨日発表の3Q決算では、売上高132億5000万円(前期比5.6%減)、経常損失2億8400万円となったが、前年同期の3億5100万円の赤字から赤字幅が縮小し改善を示した。顧客数減少により売上高は7期連続で減収が続いているものの、コスト削減効果により収益性は改善傾向にある。通期では黒字転換を目指しており、店舗効率化や新機種導入による単価向上策が奏功すれば業績回復への道筋が見える。前場は大陽線を描き、昨年来高値をマーク。
やまびこ(6250)
屋外作業機械の製造販売を手がける農機具・チェンソー大手メーカー。
8/8発表の1Q決算では、売上高912億8800万円(前期比5.6%増)と過去最高を更新したが、経常利益は107億円(前期比14.9%減)と減益着地。米国関税政策の影響による原価上昇が利益を圧迫したものの、価格対応や経費削減により影響を最小限に抑制。海外展開が順調で売上高は連続で過去最高を記録しており、通期経常利益170億円の達成に向けた進捗率は63.4%と堅調。農機械市場の成長と同社の技術力を背景に、中長期的な成長期待は高いとみる。また、8月末にはアラブ首長国連邦に販売会社を設立することを発表したばかり。PER:7倍台、PBR:0.9倍台の割安感も魅力的な銘柄だ。
ナイガイ(8013)
靴下・ストッキングなどレッグウェア専門のアパレルメーカー。
天候不順による春物商品の売れ行き不振と為替差損が業績を圧迫している。しかしながら、通期では1億5000万円の経常利益を計画しており、秋冬商品の回復と構造改革効果による黒字転換を見込む。昨日は後場で疲労回復をサポートする機能性ウェアの販売を今年の秋冬シーズンから開始することを発表し、株価は急騰。リカバリーウェアの流行に乗る銘柄である。本日前場も続伸し、騰勢を強めている。後場は連休前の利確売りが降ってくることが予想されるが、押し目を監視。
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