次世代テクノロジー銘柄3選
金融機関向けシステムコンサルティングとPOSシステム開発が主力事業。
直近1Q決算は経常赤字2300万円と前年同期の黒字2800万円から転落したものの、前期決算は経常利益1億9700万円を達成し、長期赤字からの脱却に成功。9月に入り、NSD-DXテクノロジーと生成AIを活用したDX宣言書作成ツールを共同開発すると発表し、中小企業のDX化促進という成長市場への本格参入を表明した。AIとDXを組み合わせた新サービスは業務効率化ニーズの高まりを捉える好材料と思われ、今期の業績回復を後押しする期待が高い。金融DXとAI活用という2つのテーマ性を持つ注目銘柄として、本日の出来高増加と共に上値トライが期待される。
広栄化学(4367)
住友化学グループの化学品メーカー、界面活性剤と化粧品原料が主力。
直近1Q決算で経常赤字4億5000万円と前年同期の黒字2億9000万円から大幅悪化したが、これは原料価格高騰と需要減少の一時的影響によるもので、前期は経常利益3億5600万円と増益を達成している。住友化学が55.85%を保有する安定株主構造を背景に、化学業界の景気回復局面では業績改善が期待される。化粧品原料事業では高付加価値製品への転換が進み、界面活性剤では環境配慮型製品の需要拡大が追い風となっている。景気敏感株として出遅れ循環物色の恩恵を受けやすいとみて注目。
グリッド(5582)
AI技術による電力需給・配船計画・生産計画の最適化システムを提供。
前期決算は売上高20億6300万円(前期比24.9%増)、経常利益4億2800万円(同24.4%増)の増収増益で、今期も売上高31億円(50.3%増)の大幅成長を計画。8月には国内セメント業界初のAI配船計画最適化システムの運用開始を発表し、物流効率化という巨大市場への本格展開が注目される。電力需給管理、配船最適化、都市交通など多分野でAIソリューションを展開し、脱炭素とDXの両テーマで成長期待が高いとみる。AIブームとエネルギー効率化ニーズの拡大を追い風に、今後も投資家の関心は高まっていくと予想する。
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