剛腕ファンドが買い増しする銘柄など
国内百貨店最大手、インバウンド需要と富裕層向け高級ブランドに強み。
足元では国内顧客向け販売が堅調で金融業も伸びている。中間決算は売上高2353億円(前期比3.3%減)、営業利益236億円(同17.8%減)と減益となったが、通期業績予想は営業利益525億円へ上方修正(従来予想500億円)し、市場予想を上回る展開。株主還元も大幅強化し、年間配当を従来予想26円から34円へ8円増配、来期は配当性向30%を目標に設定し、200億円規模の自社株買いも発表。株価は年初来高値1803円から調整局面にあり、25日線付近で下げ渋っている。国内顧客の購買力の堅調さが確認され、インバウンド依存からの脱却が進展したことは好材料であり、押し目は注目しておきたい。9月には旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスが買い増し。
Arent(5254)
建設業界特化型DX支援企業、BIM/CIMによる業務自動化ソリューション提供。
昨日は建設業界大手2社との大型共同開発案件受注を発表。A社約3.0~4.0億円、B社約3.0~4.5億円、総額最大9億円規模の案件で、設計・施工領域の業務自動化を目的とした長期契約。従来の短期更新型契約から大型長期案件へシフトし、収益安定化につながることが期待される。今期業績予想は売上高50億5100万円(前期比25.4%増)、経常利益15億6900万円(同80.8%増)と大幅増益見込み。M&A戦略でPlantStream、スタッグなどを子会社化し、建設DXプラットフォーム構築を加速している。株価は下落トレンドにあったが、大型案件受注により成長期待が再燃すると予想する。
エブレン(6599)
産業用ボードコンピュータメーカー、半導体製造装置・防衛分野に強み。
直近1Q決算は売上高9億1300万円(前期比10.5%減)ながら、値上げ効果で営業利益率12.2%(前期比1.3ポイント改善)と収益性が向上。通期予想は売上高41億円(前期比1.8%増)、営業利益5億2000万円(同11.9%増)、営業利益率12.6%と2桁増益見通し。防衛分野の売上構成比が5.7%へ拡大し、交通関連も18.3%と伸長。2025年3月期は1株配当40円、2026年3月期は48円(8円増配)で配当性向21.3%と株主還元を継続強化。上場以来22年連続増配を維持し、安定配当銘柄として評価される銘柄だ。小型株ながら高収益体質と連続増配実績、防衛費増額による需要拡大期待が高市関連銘柄としても支援材料となりそうだ。株価は昨年来高値に接近中。出来高が薄いため乱高下には注意が必要。
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