買われる理由がある銘柄3選
スーパーマーケットや飲食店などの店舗施設制作事業が主力。
11月14日発表の3Q累計決算は営業利益35億3700万円と前期比641.4%増、売上高は415億円で同20.2%増と大幅な増収増益で着地。上半期の想定以上の上振れと下半期も堅調な受注環境が継続することから、通期業績を上方修正し営業利益を従来予想の17億3700万円から37億3700万円へ2.1倍に引き上げた。商業施設の制作事業が前期比78.7%増の106億8200万円と急伸しており、改装・改修ニーズの高まりが収益を牽引している。3期ぶりとなる復配も発表し年間配当20円を予定。2019年の借入完済で金融機関との取引正常化にも目途がつき、財務体質強化も進展中。株価は急騰商状で前場は大幅高。株価の水準訂正が進むとみて注目。
サンコール(5985)
自動車エンジン用弁ばねや光通信関連部品を手掛ける精密加工メーカー。
直近2Q累計決算は経常利益41億7900万円で前期の赤字から黒字転換、純利益は33億9500万円と前期の損失から大幅改善した。HDD用サスペンション事業撤退の影響で売上高は272億8100万円と前期比9.9%減となったものの、データセンター向けの光通信用コネクタ・アダプタ需要が旺盛で通信関連の売上が前期比111.1%増の36億100万円と倍増。今期業績を上方修正し経常利益を従来予想の46億円から59億円へ28%増額、配当も10円から15円へ5円増配を発表した。データセンター需要の追い風が強く、不採算事業からの撤退と成長分野への集中で収益性が大きく向上している。チャートはもみ合い上放れから高値更新。引き続き上向きトレンドに期待。
テクセンドフォトマスク(429A)
半導体製造に不可欠なフォトマスクの製造販売。外販で世界シェア首位。
10月16日に東証プライム市場へ新規上場したTOPPANグループ出身の半導体関連銘柄だ。今期の上半期実績は売上高617億7100万円で前期比3.8%増、純利益は123億円と同41.5%増の大幅増益。世界8拠点のグローバル生産ネットワークと先端微細加工技術を強みに、最先端からレガシーまで幅広い半導体需要をカバーしている。通期予想は売上高1252億9100万円で前期比6.2%増を見込むが、営業利益は255億円と同9.6%減の予想。時価総額約3000億円超の大型IPO案件として半導体製造の根幹を支える重要性を評価したいところ。チャートは三角持合いの様相で上放れに期待したい局面。
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