動き始めた3銘柄に注目
コンサルタント人材紹介とスキルシェア事業を展開。
直近1Q決算は売上高14.56億円(前年同期比19.2%増)と好調なスキルシェアが牽引し増収。営業損益は広告宣伝費を集中投下したため2.55億円の赤字だったが会社計画通りの進捗。注目は11月20日発表の株主優待新設で、12月末100株以上保有でデジタルギフト1000円分を贈呈。配当利回り約3.6%と合わせ、総合利回り5%超の魅力が加わった。人材紹介は2Qで6四半期ぶりにプラス成長に転じる見込みで業績拡大期待が高まる。前場の株価は優待新設の好材料を織り込む動き。構造改革期の今期は増収基調を維持しながら次期以降の収益性向上を狙う展開に期待したい。
平和不動産(8803)
東京・大阪・名古屋・福岡の証券取引所ビル賃貸を主力とする不動産大手。
直近2Q累計は売上高218.2億円(前年同期比16.3%増)、営業利益57.7億円(同9.8%増)と増収増益。ビルディング事業が好調に推移し、アセットマネジメント事業も伸長。通期計画は売上高490億円、営業利益117億円を掲げるが、2Q進捗率は営業利益で41.3%と5年平均56.4%を下回り、やや慎重な進捗。不動産市況の底堅さと安定配当が下支えとなり、中期的な資産価値向上が期待される。チャートは2200~2400円のボックス相場の様相で、足元では下値サポートラインから反発の動き。
オーバーラップホールディングス(414A)
ライトノベル・コミックス出版とメディアミックス展開を手掛ける。
10月3日に東証グロース市場へ新規上場し、公開価格1650円に対し初値1533円と公募割れでスタート。前期決算は売上高85.35億円(前期比1.6%増)、営業利益30.26億円(同40.7%増)と大幅増益。7作品のアニメ化など保有IPのメディアミックスが奏功し収益性が向上した。今期見通しは売上収益92.09億円、営業利益34.21億円と連続増益を計画。配当性向35%以上を維持し株主還元にも注力する姿勢。IPO後の株価は軟調で11月21日に1085円と年初来安値を更新したが、安値圏での陰線包み足。本日前場はリバウンド。電子コミック市場の成長期待とIP価値最大化戦略が中長期の成長ドライバーとして注目したい銘柄である。
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