強材料が続く3銘柄にフォーカス!
市場調査プラットフォーム提供。AI定性調査機能を強化。
直近3Q決算で売上高49.1億円、営業利益2.9億円と前年同期比で大幅増収増益。11月1日にGMO PlayAd社をグループに迎え、従来の定量調査に加えてAIによる定性調査(WEBインタビュー)を提供できる体制を整えた。これにより高単価アンケートの提供が可能となり、ARPU(ユーザー1人当たり売上)が前年同期比17.8%増と大きく向上。来期は構造改革の一時費用剥落とタウンWiFi社の通期寄与により増益転換が見込まれる。プラットフォームの強化と活用を軸とした戦略が奏功し、MAU(月間アクティブユーザー)も24.4%増加、市場調査×AIテーマとして注目したい銘柄である。前場は窓開け急伸で75日線を突破。
カドス・コーポレーション(211A)
山口・広島地盤でドラッグストア等の流通店舗を手掛ける企業。
前期決算は二桁成長を達成し、今期業績見通しも売上高78億円(前期比2.8%増)、営業利益9.9億円(同5.6%増)と増収増益予想。11月19日に家電量販店新築工事の大型案件(約10億円)を受注したことを発表。2025年12月から2026年9月にかけて工事進行基準で売上計上される予定だ。配当は前期150円から今期180円へ増配予定で配当性向26.9%と株主還元姿勢も明確。自己資本比率も55.8%と財務健全性が高い。建設需要の底堅さと大型案件受注を好感し、堅実な増益が期待できる銘柄だ。前場は25日線上に浮上。
KaizenPlatform(4170)
生成AIでDX支援、クラウドとプロフェッショナルの2軸でUX最適化を提供。
直近3Q決算で売上高は前年同期比3.8%減の32.56億円だったが、営業利益6800万円(前年同期3000万円の損失)、経常利益7600万円(同2100万円の損失)と黒字転換。特にクラウドセグメントが売上高3.27億円(前年同期比37.6%増)、セグメント利益9400万円(前年同期3700万円の損失)と大幅に改善している。先週はAI時代の戦略立案から現場実装までを一気通貫で支援する新会社「Kaizen AIX Consulting」の設立を発表し、生成AIコンサルティング事業の強化に乗り出した。生成AIを活用した顧客体験最適化サービスの拡充により収益性が向上、黒字基調の定着と成長加速が期待される。AI関連としての見直し余地ありとみて注目。
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